2013年1月30日水曜日

読書(33/365)★★★ 日本人はどこまで減るか 古田隆彦著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。寒さが緩和されてきている気がするのは
 私だけでしょうか?
 ちょっぴり春が近づいているのでしょうか?

 私のブームは昨日届いたiPad mini 今日は鞄に入れておくための
 スポンジタイプのカバーを購入しました。

 Wifiモデルなので、外に出るとネット等が見れないのが少しさびしい
 ですが、活用方法はいろいろ試してみます。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ iPad mini 色々なチャレンジができそうでやる気が出てきたので「よかった」


【本の紹介】
(33/365) 日本人はどこまで減るか 古田隆彦著

日本人はどこまで減るか―人口減少社会のパラダイム・シフト (幻冬舎新書)日本人はどこまで減るか―人口減少社会のパラダイム・シフト (幻冬舎新書)
古田 隆彦

幻冬舎  2008-05
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【本の構成】
  はじめに  人口減少を読み違えるな!
  
  第一部  人口減少がはじまった
   Ⅰ  日本人はなぜ減るか
   Ⅱ  動物はなぜ増えすぎないか
   Ⅲ  人間は文化で人口を抑える
  
  第二部  人口は波を描く
   Ⅳ  人口容量から人口波動へ
   Ⅴ  人類の五つの波
   Ⅵ  日本人の5つの壁

  第三部  人口が反転する
   Ⅶ  回復の可能性を探る
   Ⅷ  人口反転の条件
   Ⅸ  濃縮社会をめざす
   Ⅹ  新たな波動に向かって

  あとがき  パラダイムを転換する

  世界人口・日本人口の推移(推定データ)
  引用文献

  という構成となっている。

【キーワード】
  日本の人口はどうなるの?


【くまの感想】
  非常に興味深い本である。これからの日本の人口が
  どう推移していくか?そのメカニズムの真実を知ること
  ができる。

  でも、それは本当に正解かどうかはわからない。
  しかし、納得感は得られる。

  やはり、人口が減るということは、その国の衰退を意味
  する可能性もあるのではないだろうか?

  ■へぇメモ■
   日本の人口は2004年末、1億2780万人でピークを
   超えました。長期滞在や永住の外国人、約150万人
   を差し引いた”純”日本人の人口も、このこの前後に
   1億2630万人でやはりピークを超え、すでに減り
   はじめています。

  ■なるほどメモ■
   それゆえ、筆者は「人口減少の直接の理由は、少子・
   高齢化ではなく少産・多死化だ」という主張を過去数年間
   ほとんど一人で続けてきました。

   ⇒ この意味を理解するのは大事なことなのかもしれない。
     すなわちバランスが大きく崩れてくる。

  ■へぇメモ■
   しかし、この波動も今や限界に達しました。2004年末に
   約1億2800万人でピークに達した人口は、今後徐々に
   減少し、Ⅰで述べたように、2050年には9000万人、
   2100年には3800万人に落ちると予測されています。

   ⇒ ここまでくると心配になってくる。他人事で考えるわけ
     にはいかない。

  ■ へぇメモ■
   著者は人口と自給率はバランスがとれているという。
   現在の消費水準で人口に換算すると約8400万人という
   ことになるらしい。この推察は興味深い。すなわち、国を
   繁栄させるためには輸入ではなく、自給率を高めていく
   施策が必要な要素となるということだからだ。

  これからの日本。私たちの後輩たちも生き生きと暮らす
  ことができる国になってほしいものである。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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