みなさん、こんにちは。
今年最後の読書ブログとなりました。
今年は208冊の本と出逢うことができました。
うれしい限りです。
目標の1冊/日が0.56冊/日と未達でしたが、
得られるものが多かったと自己満足してます。
来年も1冊/日を目指そうと思っています。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今年も健康に過ごすことができて「よかった」
【本の紹介】
本が好き!からの抽選献本に御礼!!
(208/365) 働く、ということ 佐藤仙務著
働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語― 佐藤仙務 彩図社 2012-11-22 売り上げランキング : 51253 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第1章 仙拓という変わった会社
第2章 僕が会社を作るまで
第3章 仙拓始動!
おわりに
仙拓定款
僕と松元が語るこれからの仕事のこと
という構成となっている。
【キーワード】
働くということとは?
障がい者と社会そして、仕事
【くまの感想】
私はこの本を読んで驚いた。それは障害を持つ著者がなんと
前向きだからだ。
夢がある。そう感じることができる。
この本を書くだけでも相当な労力がかかるけれど
夢を持って楽しく書いているのが伝わってくるのだ。
今、著者を含む二人の若き青年が立ち上げる会社
「仙拓」
がむしゃらに前向きに、そして夢を持っているのだ。
なんとも驚いた。
■引用メモ■
僕が起業したのは19歳のときである。19歳のときに、
松元を誘って2人で仙拓を立ち上げた。このように
話すと、多くの人から「なぜ、わざわざ会社なんて
やるの?」と聞かれることがある。
その答えは簡単だ。
「他に働くところがなかった」からである。
⇒ この本はこんな始まりなのだ。しかも若き青年2人
が実際に実現しているのだ。
■引用メモ■
実際に会社を運営してみて、これからやっていきたいこと、
そして仙拓(会社名)の方向性がはっきりと見えてきた
気がする。
僕の夢は、仙拓を障がい者が当たり前のように働ける
会社にしたいというものだ。
⇒ あまりにも明確な「夢」。なんともスッキリするのは
私だけであろうか?
■引用メモ■
インターネットはバリアフリーの世界だ。文字や言葉
写真などを通して世界とつながることができ、そこには
無限大の夢が広がっている。
⇒ 著者もインターネットの存在が大きいという。そう
この青年2人もスカイプで連絡を取り合っている。
そして、スカイプで講演もするというくだりがある。
■引用メモ■
執筆にあたって、僕には1つ決めていたことがありました。
それは単なる「障がい者のドキュメンタリー本」としてでは
なく、あくまで、タイトルである「働く、ということ」をテーマに
執筆をし、今の日本にどこか欠けている「働くことの本当の
意味」を問いかける内容にしようというものです。
⇒ 今の日本にどこか欠けている「働くことの本当の意味」
この言葉はとっても印象に残った。同感なのだ。
この二人の青年には世界を駆け巡るビジネスまで展開して
欲しいものだ。
夢が明確、なんともすがすがしいではないか。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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