2012年12月31日月曜日

読書(208/365)★★★ 働く、ということ 佐藤仙務著

【今日の出来事】
 みなさん、こんにちは。
 今年最後の読書ブログとなりました。
 
 今年は208冊の本と出逢うことができました。
 うれしい限りです。

 目標の1冊/日が0.56冊/日と未達でしたが、
 得られるものが多かったと自己満足してます。

 来年も1冊/日を目指そうと思っています。
 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今年も健康に過ごすことができて「よかった」


【本の紹介】

 本が好き!からの抽選献本に御礼!!

208/365) 働く、ということ 佐藤仙務著

働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―働く、ということ ―十九歳で社長になった重度障がい者の物語―
佐藤仙務

彩図社  2012-11-22
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【本の構成】
  はじめに

  第1章 仙拓という変わった会社
  第2章 僕が会社を作るまで
  第3章 仙拓始動!

  おわりに
  仙拓定款
  僕と松元が語るこれからの仕事のこと

  という構成となっている。

【キーワード】
  働くということとは?
  障がい者と社会そして、仕事

【くまの感想】
  私はこの本を読んで驚いた。それは障害を持つ著者がなんと
  前向きだからだ。

  夢がある。そう感じることができる。

  この本を書くだけでも相当な労力がかかるけれど
  夢を持って楽しく書いているのが伝わってくるのだ。

  今、著者を含む二人の若き青年が立ち上げる会社

  「仙拓」

  がむしゃらに前向きに、そして夢を持っているのだ。

  なんとも驚いた。

  ■引用メモ■
   僕が起業したのは19歳のときである。19歳のときに、
   松元を誘って2人で仙拓を立ち上げた。このように
   話すと、多くの人から「なぜ、わざわざ会社なんて
   やるの?」と聞かれることがある。
   その答えは簡単だ。

   「他に働くところがなかった」からである。

   ⇒ この本はこんな始まりなのだ。しかも若き青年2人
    が実際に実現しているのだ。

  ■引用メモ■
   実際に会社を運営してみて、これからやっていきたいこと、
   そして仙拓(会社名)の方向性がはっきりと見えてきた
   気がする。
   僕の夢は、仙拓を障がい者が当たり前のように働ける
   会社にしたいというものだ。

   ⇒ あまりにも明確な「夢」。なんともスッキリするのは
     私だけであろうか?

  ■引用メモ■
   インターネットはバリアフリーの世界だ。文字や言葉
   写真などを通して世界とつながることができ、そこには
   無限大の夢が広がっている。

   ⇒ 著者もインターネットの存在が大きいという。そう
     この青年2人もスカイプで連絡を取り合っている。
     そして、スカイプで講演もするというくだりがある。

  ■引用メモ■
   執筆にあたって、僕には1つ決めていたことがありました。
   それは単なる「障がい者のドキュメンタリー本」としてでは
   なく、あくまで、タイトルである「働く、ということ」をテーマに
   執筆をし、今の日本にどこか欠けている「働くことの本当の
   意味」を問いかける内容にしようというものです。

   ⇒ 今の日本にどこか欠けている「働くことの本当の意味」
     この言葉はとっても印象に残った。同感なのだ。

  この二人の青年には世界を駆け巡るビジネスまで展開して
  欲しいものだ。
  夢が明確、なんともすがすがしいではないか。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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