2012年12月20日木曜日

読書(201/365)★★★★ 続 大人の流儀 伊集院 静著

今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、伊集院静さんの続 大人の流儀。

【本の紹介】
(201/365) 続 大人の流儀 伊集院 静著

続・大人の流儀続・大人の流儀
伊集院 静

講談社  2011-12-12
売り上げランキング : 2713

Amazonで詳しく見る by G-Tools




【本の構成】

  花
  雪
  月

  星 ~ 被災地から見たこの国

  という構成となっている。


【キーワード】
  伊集院静さん
  大人の流儀とは?


【くまの感想】
  前回の作品も印象的であったが、今回の作品も続いて印象的。
  そして、やっぱり最後の 星 という項目がとってもいい。
  前回も亡くなられた妻のことを書いておられた。

  はっきり言って、きついことが書いてある。

  でもそれが許される人と許されない人がきっといるのだと思う。
  そして、伊集院静さんは前者なのだと思うのだ。

  それはなぜだろうか?

  その裏にある想いを感じることができるからなのだろうか?

  これは、1つのテーマとなる。

  ■引用メモ■
   近頃、ゴルフコースで女性の、それも熟年の方々をよく見かける。
   いい事だと思う。なぜならゴルフはいったんプレーをはじめると
   ゴルフ以外のことを考えてる暇がなく、たちまち半日が過ぎる。
   普段あれこれ思いあぐねてることもその日はいっさい頭から
   離れていく。こんなスポーツは他にない。

   ⇒ 私はゴルフをやったことがない。そのため、興味深い意見だ。
     だから、みなゴルフをするんだな。

  ■引用メモ■
   ともかく私は談志だった。聞けばわかる。だから談志が高座に
   上がれなくなれば、もう落語を聞きに行くことはないだろう。
 
   ⇒ 亡くなっただけに残念なことだろう。
      一度聞いてみたくなった。

  ■引用メモ■
   毎日、新聞に、岩手、宮城、福島の各県の亡くなった方の名前が
   掲載される。行方不明で発見された人たちだ。私はその欄に載る
   名前と年齢をすべて読む。
   
   - 何のためにですか?

   それはこの震災がどういうものかを自分で肝に銘じておくためと、
   その名前の中に、もしやと、自分の知人やその家族がいないかを
   たしかめるためである。

   ⇒ 少しイメージが異なるから不思議だ。(失礼かもしれないが)
     すばらしいことだと純粋に思う。
   


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

0 件のコメント: