本日3冊目のご紹介は、伊集院静さんの続 大人の流儀。
【本の紹介】
(201/365) 続 大人の流儀 伊集院 静著
続・大人の流儀 伊集院 静 講談社 2011-12-12 売り上げランキング : 2713 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
風
花
雪
月
星 ~ 被災地から見たこの国
という構成となっている。
【キーワード】
伊集院静さん
大人の流儀とは?
【くまの感想】
前回の作品も印象的であったが、今回の作品も続いて印象的。
そして、やっぱり最後の 星 という項目がとってもいい。
前回も亡くなられた妻のことを書いておられた。
はっきり言って、きついことが書いてある。
でもそれが許される人と許されない人がきっといるのだと思う。
そして、伊集院静さんは前者なのだと思うのだ。
それはなぜだろうか?
その裏にある想いを感じることができるからなのだろうか?
これは、1つのテーマとなる。
■引用メモ■
近頃、ゴルフコースで女性の、それも熟年の方々をよく見かける。
いい事だと思う。なぜならゴルフはいったんプレーをはじめると
ゴルフ以外のことを考えてる暇がなく、たちまち半日が過ぎる。
普段あれこれ思いあぐねてることもその日はいっさい頭から
離れていく。こんなスポーツは他にない。
⇒ 私はゴルフをやったことがない。そのため、興味深い意見だ。
だから、みなゴルフをするんだな。
■引用メモ■
ともかく私は談志だった。聞けばわかる。だから談志が高座に
上がれなくなれば、もう落語を聞きに行くことはないだろう。
⇒ 亡くなっただけに残念なことだろう。
一度聞いてみたくなった。
■引用メモ■
毎日、新聞に、岩手、宮城、福島の各県の亡くなった方の名前が
掲載される。行方不明で発見された人たちだ。私はその欄に載る
名前と年齢をすべて読む。
- 何のためにですか?
それはこの震災がどういうものかを自分で肝に銘じておくためと、
その名前の中に、もしやと、自分の知人やその家族がいないかを
たしかめるためである。
⇒ 少しイメージが異なるから不思議だ。(失礼かもしれないが)
すばらしいことだと純粋に思う。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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