2012年6月2日土曜日

読書(100/365)★★★ この国を、なぜ、愛せないのか 櫻井よしこ著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。先週は韓国で仕事の日々で金曜日夜に帰国
  しました。土日は日本でリフレッシュ。


  今日は軽く買い物(ウォーキング)
  夕方 恒例の次女とのスイミング (100m平泳ぎ10本=1km)
  
  をしてリフレッシュしました。ブックオフで興味深い本を何冊か買いました。
  なんだかうれしい気分です。


  明日は、高尾までドライブの予定です。楽しみ。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 日本でのリフレッシュ満喫できて「よかった」


【本の紹介】
(100/365) この国を、なぜ、愛せないのか 櫻井よしこ著

          ダイヤモンド社


この国を、なぜ、愛せないのか~論戦2006この国を、なぜ、愛せないのか~論戦2006
櫻井 よしこ

ダイヤモンド社  2006-05-26
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【本の構成】
  はじめに
  第1章  国を滅ぼす”理念なき改革”
  第2章  ますます強まる周辺諸国の脅威
  第3章  日本にとって真の敵は何か
  第4章  自国の歴史と文明に誇りを持て
  
  という構成となっている。

【キーワード】
  日本について
  櫻井よしこさん


【くまの感想】
  とっても強い文体という印象を受ける。とってもだ。
  日本を思う気持ち。そして今の日本ではダメだということが
  書いてある。ただし2006年に書かれたものだ。

  今 著者 櫻井よしこさんはどう思っているのか?

  あれから6年たった今、状況は同じなのか?

  それとも悪くなっているのか?
  よくなっているのか?

  意見を聞きたい。

  周辺の中国・韓国・台湾は大きく変わっているのだけは
  確かに感じることだ。

  ■ 引用メモ ■
   せめて、どの国にも偏らずに、歴史を見詰めるべきである。

   ⇒ この一言が印象的であるのだ。天皇制に関することも
     かなり述べておられることが印象的である。

  ■ 引用メモ ■
   こうした作業を行なうには、しかし、知性に加えて、愛国心
   が欠かせない。真の教養を身につけた知性の人であり、
   私利私欲を離れてこの国を愛することのできる人、熱い
   祖国愛を胸の底にしっかり抱いている人でなければ、日本国
   の本当の姿を見つけ出すことはできないだろう。

   ⇒ これは、著者 櫻井よしこさんそのものの想いなのかも
    しれない。そう感じるのは私だけであろうか?

  ■ 引用メモ ■
   GHQでさえ手をつけることを憚った(はばかった)天皇を
   裁く皇室制の本質に、10人の”賢者”は手をつけたことに
   なる。

   ⇒ この文章も、印象的なのだ。その後、状況は変化している
    が、近くこの問題は再浮上することであろう。

  ■ 引用メモ ■
   天皇は総理大臣などのように、役職を問われる存在ではない。
   前述のように、第一義的にその血筋が問われる存在である。

   ⇒ これも印象的。でも海外諸国にもこのような存在はまだ
    まだ沢山いるのだと推測する。日本は特異ではないとも思う。

  ■ 引用メモ ■
   日本の敵は日本である。日中関係の惨状を見詰めるとき、
   このような思いを抱かせられる。日中の差は志の欠落した
   国と志を持つ国の差に行き着く。残念ながら前者が日本、
   後者が中国であり、日本にとって真の敵は己自身だと
   痛切に思う。

   ⇒ この言葉は、きつい。わかっているだけにきつく感じる
    のだ。誰もがわかっている。それを変えられる人。
    実行できる人。今、必要なのではないだろうか?
    ひょっとすると個人ではなく、組織、システムなのかも
    しれない。

  ■ 引用メモ ■
   日本の教育でいちばんの問題が、じつは親たちにある
   ということは、教育の実情を取材すると意外に容易に
   見えてくる。むろん、子どもたちの非行や不登校、
   学力低下の責任が親だけにあるわけではない。しかし、
   少なくとも、親が主要原因の一つであることは確かだろう。

   ⇒ これもきつい。私は11歳と7歳の子を持つ親としての
    責任を感じる。しかし、こんな簡単に今の親が悪いと
    断言することは、少し腹が立つ。以降 親学の必要性を
    主張しているが、このようなものがないといい親に
    本当になれないのか?疑問が残る。昔の親はよかった
    のだろうか? この点は少し勉強してみる必要がある。

  全体的にとってもきつい。著者は日本を愛せないのか?
  絶望しているのか? 

  批判的な文章が多い中、じゃぁ。何を実行しているのか?
  何をしたいのか? そこを知りたいと強く思った。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

とても興味深かったです。
この国をなぜ愛せないのか。
ワタシの経験上からは、そのように教育されてきたから、と感じています。
もっとこの国の本当の姿を教育の場で正しく教えて、愛国心、というものをきちんと教えてゆかねばならないと思います。

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

コメントありがとうございます。

愛国心

大事なことですね。by Kuma