2012年6月24日日曜日

読書(110/365)★★★ 知られざる大隈重信 木村時夫著

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、大隈重信さんの話。

【本の紹介】
(110/365) 知られざる大隈重信 木村時夫著 集英社新書


知られざる大隈重信 (集英社新書)知られざる大隈重信 (集英社新書)
木村 時夫

集英社  2000-12-15
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【本の構成】
  はじめに  評価まちまちの大隈重信


  Ⅰ 
  第一章 佐賀における大隈 反発から飛躍へ
  第二章 長崎における大隈 念願の英学研究
  第三章 幕末動乱の中で


  Ⅱ  第一章 新政府出仕
  第二章 明治政府の原動力
  第三章 大隈と廃藩置県
  第四章 岩倉使節団の欧米派遣
  第五章 嵐を呼ぶ朝鮮問題
  第六章 岩倉一行の帰国と朝鮮問題


  Ⅲ
  第一章 六年政変以後の情勢
  第二章 佐賀人の恨みの的、大隈
  第三章 台湾出兵と大隈
  第四章 西南戦争の前後


  Ⅳ
  第一章 明治十四年の政変
  第二章 立憲改進党の結成
  第三章 東京専門学校の創立


  Ⅴ
  第一章 大隈と条約改正
  第二章 名誉にならない第一次大隈内閣
  第三章 命運をかけた第二次大隈内閣


  Ⅵ
  第一章 二一ヶ条問題
  第二章 二一ヶ条問題の進展
  第三章 憲政の常道ならず  大隅内閣の退陣
  
  Ⅶ
  第一章 シベリア出兵とその余波
  第二章 大隈の功罪論
  第三章 正解引退後の大隈


  Ⅷ
  第一章 大隈の文明運動
  第二章 文化事業の支援
  第三章 大隈の死


  おわりに
  参考文献
  写真協力 早稲田大学図書館特別資料室
         外務省外交史料館


  
  という構成となっている。



【キーワード】
  大隈重信さん


【くまの感想】
  たんたんと記述すること。歴史上の人物を知るためにはとってお
  わかりやすいのである。目次をみるとおのずと思い出す。


  大隈重信さんというと早稲田大学の創始者


  でも当時はそこにとどまらず、いろんな場面で登場する幕末の
  重要自分物であることがわかる。


  また、文章は事実ベース、脚色はきっとないだろう。
  それくらい厳密に抱えれていることがうかがえる。


  有名人って、その人個人のことはよくわかるのであるが、当時の
  人々のかかわり等もこの書を読めばわかるから興味深い。


  福沢諭吉さんが慶応義塾大学のために、大隈重信さんにお金を
  相談してる


  というところを見ても、興味深い。人物が点々とあらわているとこに
  共通点が流れが見いだされる。その面白さを感じさせてくれる。




出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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