2012年6月17日日曜日

読書(105/365)★★★ 考えるヒント 小林秀雄著

【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。今週も土日 日本でリフレッシュできました。
 今日は、車を購入決めてきました。


 今の車は12年のお付き合い。


 少し別れはさびしいけれど、新しい車との出会いも楽しみです。


 ハイブリッドの車にしました。


 いろんなところに行けるといいな。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 土日のリフレッシュ満喫できて「よかった」



【本の紹介】
(105/365) 考えるヒント 小林秀雄著 文春文庫


考えるヒント (文春文庫)考えるヒント (文春文庫)
小林 秀雄

文藝春秋  2004-08
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【本の構成】
  考えるヒント
  四季
  ネヴァ河
  ソヴィットの旅
  解説 江藤 淳

  という構成となっている。



【キーワード】
  考えるということ
  そのヒントとは?


【くまの感想】
  とってもシンプルと感じるのは私だけであろうか?
  哲学いや論評 この書物はどんなジャンルとなるのだろうか?
  先人からいろいろなことを教わる気持ちなのである。


  そう、最近このような本が少ないのではないだろうか?
  いや、あるのだけれど、出会っていないだけなのかもしれない。


  そう思える。


  大前研一さんとも少し違ったイメージを持つ。


  考えることの大事さ


  そこにはいろいろな哲学者が登場する。


  ■ 引用メモ ■
   ソクラテスは、或る考えを比喩的にかたっているのではない。
   物事を具体的に考えようとして、おのずから比喩の中に立つ
   のである。


   ⇒ なんとも深いコメントなのだ。ソクラテスの立場からの発言。
     面白いのである。


  ■ 引用メモ ■
   言うまでもなく、福沢諭吉は、わが国の精神史が、漢学から
   洋学に転向する時の勢いを、最も早く見て取った人だが、この
   人の本当の豪さは、新学問の明敏な理解者解説者たるところには
   なかったのであり、この思考転向に際して、日本の思想家が
   強いられた特殊な意味合いを、恐らく誰よりもはっきりと看破
   していたところにある。


   ⇒ なるほど。こうゆうご意見を聞くととっても福沢諭吉さんの
     存在・考え方を知りたいと思う。なぜ一万円札に?
     慶応大学の創始者だから?違うのである。


  ■ 引用メモ ■
   ドストエフスキィという作家を読んで、私は、文学に関して、
   開眼したのです。


   ⇒ 私の未知なる領域。ドストエフスキィ。少し踏み込みたく
     なった。ひとつのきっかけだ。


  後世に語りかけてくれる先人。こんな書を大切に読み、そして
  伝えていきたいものである。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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