2010年1月23日土曜日

読書(32) ☆☆☆ 任天堂 ”驚き”を生む方程式 -¥1700-

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介。我が家でも遊んでいるWiiの製造元の「任天堂」の話。

【本の紹介】
 (32) 任天堂 ”驚き”を生む方程式 井上 理著 日本経済新聞出版社
    


 【本の構成】
  プロローグ  「100年に1度」に揺らがず
  第1章     ゲーム旋風と危機感
  第2章     DSとWii誕生秘話
  第3章     岩田と宮本、禁欲の経営
  第4章     笑顔創造企業の哲学
  第5章     ゲーム&ウォッチに宿る原点
  第6章     「ソフト体質」で生き残る
  第7章     花札屋から世界企業へ
  第8章     新たな驚きの種
  エピローグ  続く”飽きとの戦い”
  付記
  年譜


 【印象に残ったところ】
  私の世代(今年40歳)で任天堂の記憶といえば、やはり、ゲームウォッチだと思う。
  あれは画期的であった。大人も子供もできる。ゲーム。はまりにはまってしまう。
  
  そしてファミリーコンピュータ、・・・・ そこから色んな伝説のゲームが生まれ、私も
  それとともに生きてきた感がある。

  そんな任天堂、今ではトヨタと並ぶ世界的な企業ブランドが定着している。WiiとDSは
  世界的に驚異的な販売成果を出している。100年に1度といわれる不況もものともしない。

  人間の本能をくすぐってくれる。ゲームって・・・・

  花札やカルタの製造から始まった「任天堂」が今のようになるまでの歴史も著書は
  詳細に教えてくれる。

  これからのゲームの位置づけはインターネットとのかかわりが重要であるという、Wiiでは
  インターネットが可能だ。過去のゲームが500円から1000円でダウンロードできる。
  そしてなんと2007年末の時点で約780万件のダウンロード実績で35億円の売り上げだという。

  すごすぎる。その裏には、小さい頃熱中したゲームを懐かしく思いダウンロードする心理が
  はたらいているのだろう。

  そして、この著書を読んで知った「任天堂」の製品に対するスピリッツ

  修理を出したDS、新品で返却されたにも関わらず、前のゲームに貼ってあったシールや保護
  フィルムなんかも新品に丁寧に貼られて帰ってくるという。おもちゃに対する愛着を大事にする
  静かな「メッセージ」

  すばらしいではありませんか。
  奢り高ぶることなく、そんなちょっとした気づかいのできる企業。すばらしい。
  日本人らしいですよね。こんなマインドが大好きです。

  正直「任天堂」はファミリーコンピュータ以降、もうだめではないかと思っていた。

  この業界、新しいものはすぐ古くなり飽きられる。そのサイクルはとてつもなく早い。
  今は絶好調の任天堂、今後どんな試行錯誤を繰り広げていくのだろうか?
  目が離せない。

  これも図書館で出会った1冊! ありがと!


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いつも閲覧いただき、ありがとうございます。感謝!

5 件のコメント:

風竜胆 さんのコメント...

こんにちは
訪問&コメントありがとうございました。
すごい勢いで本を読まれていますね。
私の方は、ジャンルに関係なく手当たり次第という感じですが、もう少し小説以外のものを読もうかなと最近思っています。
ところで、よろしければ、相互リンクどうでしょうか?
読書ブロガー同士の輪を広げられればうれしいなと思っております。

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
ブログの左下にリンクを設定しました。

今後もよろしくお願いいたします。

私もいろんなジャンルの本を読もうと
思っています。

風竜胆 さんのコメント...

こんばんは、私の方も既に、「Links」の欄にリンクさせてもらっています。
今後ともよろしくお願いします。

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

こんばんは。リンクありがとうございます。ちょくちょくみますね。