読書（１０） ☆☆☆☆ マネー力 －￥８００－

【今日の出来事】

　今週は長く感じるのは、私だけでしょうか？明日は新年初の日帰り出張です。千葉のお客様の

　ところに行ってきます。新幹線読書・読書

　本日は、大前研一さんの著書を１冊ご紹介。

【本の紹介】

　（１０）　マネー力　資産運用力を磨くのはいまがチャンス！　大前研一著　PHPビジネス新書

　　　

　【本の構成】

　　序章　　世界は大変だが、日本はチャンス！

　　第１章　世界を見て、マネー力を磨け

　　第２章　自分の資産は自分で守れ！

　　第３章　資産運用力は世界に学べ

　　第４章　マネー脳の鍛え方

　　第５章　大前式資産形成術

　　第６章　マネーの達人たちに学ぶ

　　終章　　いよいよ日本の出番

　　という構成でなっている。

　

　【印象に残ったところ】

　　大前研一さんの著書。久々に読みました。明快です。

　　行き場を求めて世界中をさまよっている余剰資金は約３０００兆円あるという。

　　とてつもない額だ。

　　これをホームレスマネーという。なるほど。おもしろい。

　　今後　基軸通貨としてドルは存続できるのか？

　　著者曰く

　　　ユーロが勢力を伸ばしてくるのでは？

　　２１世紀の半ばにかけて、中心となる国　　アメリカ・中国・インドそしてEU。

　　

　　そして日本は、どんな位置にいるのだろうか？

　　貯金しても０．３％しか金利がつかない日本。やはり、世界の常識から隔絶している。

　　そんな日本を著者は、こう例えている。

　　私には、日本という船の行く先に氷山が見える。しかも、その氷山はみるみる

　　近づいて、もはやかなりの確率で衝突はさけられないところまで来ている。

　　まさにタイタニック号だ。

　　そんな時にマネー力を鍛えることを主張する。この辺のくだりは、勝間さんの

　　銀行にお金を預けるな！　の内容と一致するところが多い。いわゆるマネーの基本。

　　

　　そして、そんな日本の今後どうしていけばいいか・・・

　　を大前さんはばっさり指摘している。

　　なんとも気持ちがいい文章だ。

　　これも図書館で出会った１冊！ありがと！

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