2012年6月16日土曜日

読書(104/365)★★★ なぜ、できる人から辞めていくのか? 小笹芳央著

【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。先ほど。韓国から帰国しました。
 韓国の生活スタイルも大分、慣れてきました。


 言葉は全然だめですが・・・・とほほ。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週も無事仕事も終え、リフレッシュ休暇に突入できて「よかった」




【本の紹介】
(104/365) なぜ、できる人から辞めていくのか? 小笹芳央著
           大和書房


なぜ、できる人から辞めていくのか?なぜ、できる人から辞めていくのか?
小笹芳央

大和書房  2008-04-24
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【本の構成】
  はじめに
  第一章  会社に所属する理由の変化 
  第二章  転職を決意する瞬間
  第三章  仕事の意義を創り出す
  第四章  部下が変わる上司のアクション
  第五章  働く喜びは共同体の中に生まれる
  おわりに

  という構成となっている。



【キーワード】
  できる人が辞める? なぜ?


【くまの感想】
  海外だとこれは普通のことなのかもしれない。できる人は
  転職・辞めていく。日本人はまだまだこの感覚になれる人は
  すくないのではないだろうか? 


  本書は、その分析を詳細に行っている。なぜできる人ほど
  会社を辞めるという選択をとるのか?


  ■ 引用メモ ■
   人材の流動化とは、会社と個人の関係が「相互に拘束しあう
   関係」から「相互に選択しあう関係」に変わったということ。


   → これはおもしろい現象であり、まさに後者となっていること
    を私も実感し始めている。


  ■ 引用メモ ■
   「会社」とは、欲望を満たすために、人が発明した装置です。
   
   → 確かに効率がよくリスクの少ない組織形態であると思う。
      そして、株式会社の最初は17世紀の初めに設立された
      オランダ東インド会社。そこがまたまた面白く興味深い。


  ■ 引用メモ ■
   近年、このようなパラダイムシフトがありました。


   ●金銭報酬→意味報酬
   ●地位報酬→市場価値


   → この分析はシンプルでわかりやすい。特に若者はその傾向が
    強いと感じることがある。


  ■ 引用メモ ■
   ところが今、その肝心の共同体が、地域社会の崩壊や、核
   家族化、そして人材の流動化などによって、危機に瀕しています。
   でも、本当に危機に瀕しているのは、そこに集まる人のほう
   かもしれません。


   → ここは本質を突いている。なるほど、うまく言い表していると
     思う。


 これからの企業形態とはどんなものに変化していくのか?それは
 日本だけにとどまらず、世界の中でどうなっていくかを見ていく必要
 があり、生き残っていく必要があるのではないだろうか?





出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

1 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

リフレッシュ休暇とれてよかったですね。
しっかり休んで充電してくださいね。
価値観の変化は如実ですね。
思考も行動も自由な世の中になったとつくづく思います。
みーやんより