2011年7月5日火曜日

読書(175)★★★★ 芸術は爆発だ! 岡本敏子編著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。土日は仕事をしたので、本日は休日を
 いただきました。天気もよく気持ちがいいです。

 そして

 のんびり家で過ごしています。

 今、
 ・マイク真木さんの「ありがとう こころのバラ」
 ・木村充揮 - ケサラ Che Sara
 
 を聞きながらブログを書いています。どちらもしみじみとした曲で
 お勧めです。
 

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今日は休日、リフレッシュ進行中で「よかった」


【本の紹介】
  (175)  芸術は爆発だ! 岡本敏子編著 小学館文庫
芸術は爆発だ!―岡本太郎痛快語録 (小学館文庫)芸術は爆発だ!―岡本太郎痛快語録 (小学館文庫)
岡本 敏子

小学館 1999-10
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 【本の構成】
  はじめに 
  第一部  岡本太郎の人生 1911-1945

    オレは進歩と調和なんて大嫌いだ

    芸術は爆発だ!

    私は、母親というものを、持ったことがない

    いやな講義の時は指先でぐっと耳をふさいでいた

    いじめられるんじゃないかという恐怖心をもつのは
       人間だからなんだ

    単なる留学生ではなく、ここの人間として
       闘わなければ意味がない

    本職?そんなのありませんよ

    「形」でない形、「色」でない色をうち出すべきだ

    恋は一目惚れだ

    今までの自分なんか蹴トバシてやる

    負けると信じている戦争。
    絶対ゆずらず、挑み、耐えた

  第二部 岡本太郎の恋愛論
    「女房のおかげだ。感謝しとるよ」
     なんて、無神経なヤツラだ

    これから世界中の男の花嫁に
     なったつもりになりなさい

    お釈迦様が神聖なら、足の裏だって、
     神聖なんだぞ

    人間はひとりだけでは全体になりえない

    私は男女が同じだとは思わない

    恋愛ってのは、必ず片思いなんだよ
  
  第三部  岡本太郎の人生 1946-1996
    絵画の石器時代は終わった
    
    私は幼い頃から、「赤」が好きだった

    教祖? 信者の一人もいない教祖だね

    孤独に生きる、というのは
     人間全体として生きることなんだ

    死んで何が悪い。祭りだろ

    「お互いに」とか、「みんなでやろう」とは、言わない

    「なんだ、これは!」それこそ芸術だ

    字は絵だろ

    鯉のぼり、いいねえ

    子供はみんな天才だ

    自分でコントロールできない意識なんてない

    近代建築の危機は、
     その機能性、合理性にあるといえる

    憤りを、生きがいとしてつき出してゆく。
     楽しいではないか

    心を入れ替える、なんて言うのは卑しい

    スキーというのはまったくユニークなスポーツだ

    まるでアルプスみたいだね

    鳥には名前なんて無いんだよ

    誤解される人の姿は美しい

    老いるとは、衰えることではない

    解説 「未来に占めるべき岡本太郎の位置」 倉林靖  
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  凄い! 岡本太郎さん
   

 【くまの感想】
  私は1970年4月に生れた。だから太陽の塔で話題になった
  万博のことは生では知らない。

  でも大阪に住んでいたとき、あの「太陽の塔」を何度か見た。
  そして実家の枚方からもなんと見えるのだ。

  とっても印象的なのだ。

  多くを語らず何かを印象づける

  これが本質なのかもしれない。

  目次を詳細に書いてみた。それらが意味することを思い出せるように・・・

  なんともユニークな言葉なのだ。

  古さを感じないのだ。

  ■引用メモ■
   太陽の塔はあの万博のとき、いろいろと批判されたものだ。
   あんなわけのわからないものをつくるなんて、あれはどうゆう
   意味なんだ、などと。
    しかし岡本太郎は、「意味なんかあるものか。わからない
   ところがいいんだ。わかってしまっては頭に何も残らない」
   と言っていた。

   ⇒ この感覚なのだ。この感覚があの太陽の塔から伝わる
     気がする。

  ■引用メモ■
   「今がすべてだ。いずれあるものならば、今、必ずある。
    今無いものならば将来にも絶対に無い」

  ⇒ これはいい言葉だと思うのです。
 

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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