2013年2月9日土曜日

読書(43/365)★★★ 不合理だからすべてがうまくいく ダン・アリエリー著

【本の紹介】
(43/365) 不合理だからすべてがうまくいく ダン・アリエリー著


不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」
ダン アリエリー Dan Ariely 櫻井 祐子

早川書房  2010-11-25
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【本の構成】
  序章  先延ばしと治療の副作用からの教訓
  
  第一部  職場での理屈に合わない不合理な行動   
   第1章  高い報酬は逆効果
   第2章  働くことの意味
   第3章  イケア効果
   第4章  事前主義のバイアス
   第5章  報復が正当化されるとき


  第二部  家庭での理屈に合わない不合理な行動

   第6章  順応について
   第7章  イケてる? イケてない?
   第8章  市場が失敗するとき
   第9章  感情と共感について
   第10章 短期的な感情がおよぼす長期的な影響
   第11章 わたしたちの不合理性が教えてくれること

  謝辞
  共同研究者
  訳者あとがき
  参考文献
  原注

  という構成となっている。

【キーワード】
  不合理と行動


【くまの感想】
  不合理の良さというか特性を教えてくれる。数々の実験を企画し
  仮説を検証するところが面白い。

  本が長いのですが、各テーマについての仮説と検証のプロセスが
  興味深い。

  不合理がなせる技。

  世の中には色々ある。株価の変動、円相場の変動

  まったくもって不合理な感じがする。

  ではなぜ? そんな基本テーマに振り返って語ってくれているのが
  本書の位置づけなのではないだろうか?

  快楽順応 の定義と話はとても興味深いものがあった。

  人間って順応する能力はすごいと思うのだ。

出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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