【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介は、「出版」の話。
【本の紹介】
(41) 出版のこころ 布川角左衛門の遺業 小林 恒也著
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【本の構成】
序章 布川角左衛門の略歴
第一章 ”出版のこころ”を培った、巡り合いの人生
第二章 出版界、出版業界での活躍と事績
第三章 出版・編集教育への関わり
第四章 出版・編集の基本と実際
第五章 「出版資料館」の建設に向けて
終章 出版人 布川角左衛門
出版人への願い 「あとがき」に代えて
主要引用文献・参考文献
布川角左衛門略年譜
という構成となっている。
【キーワード】
出版のこころとは?
【くまの感想】
私の夢、本を出してみたい。でもそんなに簡単なことでは
ないことがよーくわかる。そして、ひとつの本を出すにあたり
いろんな人の支えがあり、それらが凝縮されたものなのだ。
ところどころに人生の教訓が書かれている。
例えば
■引用メモ■
「近来、私が頼まれて色紙などに書く一つは、『夫々の人生は
作られるものである 同時に自ら作るものである ゆっくり
急げ』」
⇒ とっても深い。
■引用メモ■
「美学では、”美しさ”を人に感じさせるにはいくつかの形式的
条件が必要であり、その条件の一つ、あるいはいくつかを
併有していなければならない、と説いている。これおを”美の
形式原理”といい、プロポーション(比例)、バランス(均衡)、
シンメトリー(対称)、シミラリティー(相似)、ハーモニー(調和)、
リズム(律動)、ユニティー(統一)などが、人間に美を印象
づける要素であるとしているが、これらはそのままレイアウトの
基本理論と見ることができる。
→ まさに芸術品を作ることと同じなのだと言っているのである。
そしてとっても印象深いこととして、終章では、電子書籍出版
についての思うところが記載されているのである。2010年
電子書籍元年として、今後どうなっていくのか?不安と次の
世代に向けてのメッセージが書いてあるのである。
本当に出版を愛しているからこそかけるメッセージなのだ。
今後どんな流れになっているのか、読書好きな一人として
共に歩んでいきたい。
出会えた本に感謝。
いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!
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