2010年7月26日月曜日

読書(227)☆☆☆ 指導者の条件 安岡正篤著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。7時を回る頃から
 暑さ倍増しますね。

 妻が土曜日に尿管にステントを挿入する手術をして、今日退院、明日結石を破壊するために
 病院を転院するために、今日・明日と仕事お休みしております。
 早く良くなるといいのですが・・・
 
 我が家のふんばりどころです。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 暑さはあるけれど、天気もよく清々しいので「よかった」

【本の紹介】
  (227) 先哲が説く 指導者の条件 安岡正篤著  MOKU出版
        

 【本の構成】
  序にかえて   林繁之

  第一部   『水雲問答』を読む
    第一章 治と乱
    第二章 権と人
    第三章 人間の用い方
    第四章 失敗と工夫

  第二部   経世済民の真髄
    第一章 道と法
    第二章 日本精神

  あとがき

  という構成となっている。 

 【キーワード】
  指導者の条件とは?

 【くまの感想】
  昭和58年に逝去された著者。少し古い本であるが、色々学べることが書いてある。
  カツを入れられているような
  説教を受けているような
  そんなイメージの本だ。

  私には、少し難しいが、がんばって読んでみた。

  特に
  
  第二部の第二章 日本精神 

  のところは、興味深く読ませていただいた。

  ■ 政治というものは、蕃山先生の説を待つまでもなく、徳と才が揃わなければならん。
     これをエリートという。それを選出するということである。それを偏頗なく国民の
     あらゆる階層から選出することによって、国民全般の進歩を図るのがデモクラシーの
     本義である。
     ⇒ はたして今そのような人たちが選ばれているだろうか?

  ■ こうして、大事な山野を厭わしい営利の対象に弄び、どんどん自然をつぶしてしまうのだ。
     海も埋めてしまう。日本人はもう少し自然を温存しなければならない。人間個人においても
     そうだ。あまりに才とか智とかに走りすぎる。山や野や海を荒らすと同じように、日本人
     は才知というものを表面に出しすぎている。本来、人間は氷山と同じように、三十センチ
     の才知が表面に出ていれば、その奥には1.5メートルくらいの徳というものがあるはず
     なのである。あらゆる意味で、生命力というポテンシャルが体の中に八割ぐらい蓄積
     されて、二割が出ておるのがよいのであります。

     ⇒ なるほど。小泉元首相ってこんなイメージの人だったような気がします。自分がそう
        なれるかというとムズカシそうだ。

  そして、最後にこんな一言が

  ■ ところで、いったい、なぜこのごろの日本人が宗教は好むけれど、道徳を嫌うのか。
    ・・・略・・・とにかく道徳がないと、人間は間違いなく滅びるのであります。

    ⇒ なにか忘れかけたもの、道徳的な考えがなくなってきてるのだろうか?気をつけねば。
  
 【くまのアクション】 
  道徳を大事にしてみよう。そして子供たちにも伝えよう。


 出会えた本に感謝。

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