2010年7月25日日曜日

読書(226)☆☆☆ 論語活学 渡部昇一著

【今日の出来事】
 みなさんこんにちは。
 今日も暑いですねー。花壇に水を先ほど上げてきました。ついでに道端・車にもかけてみました。
 こんなに暑いと「へばり」ますね。


『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 花壇の植物達 暑さにもめげず元気に育って「よかった」
  ■ 今日はお祭、リフレッシュできそうで「よかった」

【本の紹介】
 (226) 論語活学 渡部昇一著 致知出版社
       

 【本の構成】
  プロローグ 『論語』の思い出
  第一章   学問は人生を照らす
  第二章   人間を正しく導くもの
  第三章   リーダーたるものの心得
  第四章   自分を育てる道
  第五章   いかにして人を育てるか
  第六章   処世の智恵を学ぶ
  第七章   君子となるか、小人となるか
  第八章   生き方の指針を定める
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  論語
  孔子
  著者の解釈

 【くまの感想】
  最近ニーチェや論語の本が人気があるような気がする。古くから読まれている哲学本
  にはそのよさがある。そこから不変の学びがあるに違いない。

  著者渡部昇一さんが論語について詳しく解説や意見を書いてくれており、楽しく読めた。
  本の質には関係ないのだが、字が大きいのもゆったりした気分になれてうれしい。

  著者は最初にこう語る
  ■ その『論語』から今回私が選んだ言葉は、八十年になろうとする人生を振り返って、
     これは本当にそうだなと感じたものばかりである。ある意味で、私のライフ・ヒストリー
     の中で印象的だった章句を選んでみた。
     ⇒著者の人生感とのリンク。おもしろそうだ。  

  ■ 「学ぶ」と「習う」
     「習う」は「繰り返してまたやる」という意味。反復学習をすること、それは喜ばしいこと
     だと孔子は語る。

     子曰く、学びて而して時に之を習う。亦説ばしからずや。朋遠方より来る有り。亦楽し
     からずや。人知らずしてうらみず。亦君子ならずや。

     ⇒ 有名ですよね。

  ■ 中庸(ちゅうよう)
     中庸とは「極端に走らない」「バランスをとる」という意味の言葉で、儒教の教えの
     中でも最高の徳の一つに考えられる。

  ■ 三つの過失
     自分の目上の人の前に侍するときに犯しやすい三つの過ち。
     ・ 先方から話かけられていないのに、自分から遠慮なくものいう。 『躁(そう)』
     ・ 先方から話しかけられているのに、黙っていて何もいわない。『隠(いん)』
     ・ 先方の顔色を見ずに勝手きままに話しかける。   『瞽(こ)』

     ⇒どきっ。とします。この過ち気をつけないと
   
  ■ 人を判断するときには「視・観・察」の三つの基準で見ることが大切。
     
     ・ 視: どうゆう行為を行っているかを視る
     ・ 観: どうしてそういう行いをするのか、過去にはどうゆうことをしていたか
          、その理由・動機を観察する。
     ・ 察: その人が何に安心し、満足するかを調査し、察する。
    
    ここまで見れば人柄は隠せないというのである。 ⇒ 深い。深すぎる。

  まだまだ著者の人生と孔子の言葉がリンクしていくところは興味深い。

  紀元前480年頃の人 孔子 今もその言葉が語られるのはまさにすごい。


 【くまのアクション】 
  何度も何度も読み。まさに「習う」ことを実施しよう。論語から。

 出会えた本に感謝。

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