2010年7月29日木曜日

読書(234)☆☆☆ 再婚生活 山本文緒著

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は。山本文緒さんの著書。

【本の紹介】
 (234) 再婚生活 山本文緒著 角川書店
       

 【本の構成】
   人恋しいのか違うのか
   生きるってなあに
   ぐるぐるまわる
   頑張れば禁句でも頑張れ
   今夜、病院に戻りたい
   仕事をするのはもう無理
   ひとつひとつできるようにする
   てゆうか、私、失恋ですか
   まじでありえません
   表現すること問いかけること
   あの頃どうかしてました
   今更ですが、ありがとう

 【キーワード】
   日記

 【くまの感想】
   なんとなく図書館で気になって気になって、引き寄せられた感じでした。
   意味もなくなんとなく呼ばれているような気がしました。

   とっても自然な文章
   著者に日々起こっている出来事を日記にしているのであるが、なんだか
   吸い込まれていく感じがした。

   病院での妻の手術待ちで読んでいたからなおさらそう思ったのかもしれない。

   最近このジャンルの本を読むことがまったくなかったので新鮮な感じがした。

   ピュアな感じ。

   ■ メモ ■
   著者は、2003年2月に、著しく体調を崩し、3月にカウンセラーと精神科医の
   両者に「抑うつ状態の悪化」を告げられ入院を勧めたれた。そんな状況での
   日記なのだ。

   ■ メモ ■
   世の中に向かって表現をできる技術を持っている人間は恵まれている。だからこそ
   自重も含め慎重にならなければいけない気がする。偽悪的になったり、それを感情
   任せで論破したり、したり顔で分析したりすることは、ネットの2ちゃんねるで行われ
   ていることと大して変わらない気がするのだ。
    自分の名前で何かを問いかける事は大変な勇気がいることだ。だからといって
   何でも書いていいかというとそうではないだろう。フィクションでもノンフィクション
   でも、目をそらしたくなるようなことでも見なければいけないこともある。でも
   見たくないものを見せられる不愉快さというものも存在すると思う。
    ⇒ なるほどだ。共感。

   色々な本がある。まだまだ知らない世界がある。もっともっと本を読もう。
   そして何かを感じ取り考えてみよう。【くまのアクション】 


 出会えた本に感謝。

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