2011年3月6日日曜日

読書(60)★★★ ドラマ脚本の書き方 森治美著

【今日の出来事】
 皆さん、こんばんは。
 今週も明石の自宅でリフレッシュしている「くま」です。
 今日は恒例のスイミング1km泳いですっきりしました。
 今日は、500m、300m、200mと長期スパンで泳ぐことが
 できました。2007.1から続けているスイミングですが、だいぶ
 泳げるようになってくるものですね。平泳ぎですが・・・・。

 明日から一週間、中国 深センに出張に行きます。

 回数をこなすと、慣れてくるから不思議なものです。
 貴重な体験。仕事とはいえ、楽しんでこようと思っています。

 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 明石でリフレッシュできて「よかった」 そして来週から中国の出張楽しむ
     気力ができて「よかった」
 
【本の紹介】
  

  (60) ドラマ脚本の書き方 森治美著 新水社
      
ドラマ脚本の書き方―映像ドラマとオーディオドラマドラマ脚本の書き方―映像ドラマとオーディオドラマ
森 治美

新水社 2008-11-15
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章  ドラマと脚本について知る
     ① ドラマとは何か
     ② 脚本とは何か

  第2章  映像ドラマ脚本
     ① 基本的な書き方
     ② 脚本の表現技術

  第3章  オーディオドラマ脚本
     ① 基本的な書き方
     ② 脚本の表現技術

  第4章  書き方の違い
     ① 書き方の比較
     ② 脚色の場合

  第5章  脚本を書き出す前に
     ① 箱書きについて
     ② プロットについて
     ③ 公募原稿について
  あとがき
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
   ドラマ脚本の書き方

 【くまの感想】
   脚本ってどうやって書くのだろう。
   この本を読む前は、あまり想像がつかない。俳優さんや周りの
   スタッフが読むもの
   というイメージにつきる。

   その書き方を教えてくれるこの著書は興味深いものがあった。
   まさに脚本を読むことで、イメージを膨らませる必要があるから
   役者さんや、視聴者が無限大のイメージを膨らませないと
   おもしろくもなんともなくなるからだ。

   まさに裏方の宝なのである。

   著者は、映像ドラマとオーディオドラマの脚本の違いについても
   詳細に触れている。

   まさにそうとうな気遣いがないとできない仕事だ。

   印象に残った一文を抜粋する。

   ■抜粋■
    「人間が描けていない」「人物に血が通っていない」
    「人形になっている」「人物が類型(パターン)だ」
    などと評される脚本や映画、ドラマ作品は、どんなに
    現代的でアピールするテーマがあっても、ストーリー
    が独創的で面白くても、人々を魅了するものにはなり得ません。
    どうしてでしょう。
    「ドラマとは・・・」ということを思い出してみてください。
    ドラマは、人間抜きには成立しないからです。劇的なもの
    すべては人間が引き起こすことなのです。
     自然の風物、昆虫や鳥や動物を対象にしたドキュメント
    にもドラマがあるとは言いますが、それらのドキュメントは
    人間の視点で捉えられたものであり、人間が感じること
    なのです。したがって、ドラマをつくる(撮る、書く)というのは、
    人物と人物、あるいは自然や動物などと人物が絡み合って
    いく物語をつくる(撮る、書く)ということです。
     極論かもしれまえんが、ドラマは人間を活写し、人は
    どうあったらいいのか、どう生きたらいのかを追求していく
    ものではないかと思います。

    ⇒ 著者の思い伝わってきませんか?私は感動した。

 
 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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