2012年8月26日日曜日

読書(151/365)★★★★ 「いい人」をやめる男の成功哲学 弘兼憲史著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、漫画家 弘兼憲史さんの著書。

【本の紹介】
(151/365) 「いい人」をやめる男の成功哲学 弘兼憲史著 

島耕作に知る 「いい人」をやめる男の成功哲学 (講談社プラスアルファ文庫)島耕作に知る 「いい人」をやめる男の成功哲学 (講談社プラスアルファ文庫)
弘兼 憲史

講談社  2005-01-21
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【本の構成】
  プロローグ 「いい人」を目指すから人生に退屈する
  第1章 「いい人」の人生はなぜつまらないのか
  第2章 人生は「70パーセント」で乗り切れ
  第3章 「悪い人」の人生はおもしろい
  第4章 「いい人」ばかりの集団から飛び出せ
  第5章 好きなことをやりながら「人望力」を育てる
  第6章 「悪い社員」には力がある
  エピローグ 強くかつ好きに生きろ

  という構成となっている。

【キーワード】
   弘兼憲史 さん
   「いい人」をやめる 効果とは?

【くまの感想】
  私は、 弘兼憲史 さんの漫画が大好きである。少し人とのしがらみ
  の中で影があるところがとってもリアルで好きだ。

  そしてありえないことも起こるところがさらにワクワクする。

  そんな 弘兼憲史 さん が語る いい人 をやめることの重要性。

  日本のサラリーマンはほとんどあてはまっているのではないだろうか?

  読みながらドキっとするのだ。

  少し悪になりたい願望はあるが、そこまでリスクをおかすことができる
  人はなかなか自分の周りを見てもいないような気がする。

  でもこれからのサラリーマンは今のままではいけないことは
  みんな知っている。

  ■引用メモ■
   「怒りを忘れるな。いい人になったって、人生は退屈なだけだ」


  ■引用メモ■
   「いい人」に対してぼくが持つイメージには何より歯がゆさがある。

   
  ■引用メモ■
   「いい人」を演じるたびに自分を苦々しく思うなら、「いい人」には
   大して価値がない。
  
  ■引用メモ■
   現代の「いい人」は気弱さからくる人のよさ、ソツのなさ、そして
   人間関係に対する曖昧さが持ち味だ。
  
  ⇒ 激しいメッセージである。漫画にもよく出てくるようなシーンだ。
  

  ■引用メモ■
   社会人をやりながら、でも自分らしく生きるためには何を
   どうしたらいいか模索していくのが人生だ。長い人生を
   歩きながら「なりたい自分」になる道を辿っていくのが
   人生だろう。

   ⇒ なるほど。うまい表現だと思う。なりたい自分 に向かって
     道を辿っていくのだという。


  ■引用メモ■
   生きる作業とはほんとうの自分を探し出す作業のことだろう。
   わからないままにいきながらも、歩みを進めるうちにはほんとう
   の自分の輪郭が少しずつ見えてくる。それが生きる実感を生む。

   ⇒ とっても印象的な部分だ。生きる実感とは?これは1つの
    答えであると思う。たぶん、沢山答えがあるはず。


  ■引用メモ■
   「自分がわかる」ことはわからないことを知ること。

   ⇒ 禅問答のようなこのセンテンスも大好きだ。


  ■引用メモ■
   ぼくの漫画はラストシーンから始まる。街で出会ったり、旅先
   で見かけた印象的な場面がまず浮かんでくる。
   では、その場面に至るまでにどんなドラマが隠されていたのか。
   それを考えるのがストーリ作りだ。

   ⇒ ここは興味深い。作り方だ。  弘兼憲史 さんの漫画 は
     実にリアルな感じがするし面白い。ありえないことも
     起こるのでは?と思ってしまうくらいだ。

  日々こんな思考をしているときっと日常がもっともっと充実したものに
  なるに違いない。「いい人」から「意味のある人」へ変身したいものだ。



出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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