読書（１４４/３６５）★★★★ 勝てば官軍 藤田 田著

【今日の出来事】
　みなさんこんばんは。
　暑い日が続きますね。体調崩しそうになりますね。

　明日から韓国に行ってきます。

 『今日の（よかった）from 陽転思考』
■　暑い日が続くけれど体調維持できているので「よかった」


【本の紹介】
（１４４/３６５）　勝てば官軍　藤田　田著　KKベストセラーズ

勝てば官軍―成功の法則 藤田 田 ベストセラーズ  1996-10 売り上げランキング : 6104 Amazonで詳しく見る by G-Tools

【本の構成】
　　１章　　価格破壊は歴史の必然である
　　２章　　デン・フジタの成功の法則
　　３章　　ビジネス成功の法則
　　４章　　規制緩和なき日本に明日はない
　　５章　　ビジネス・チャンスは無限にある
　　
　　という構成となっている。

【キーワード】
　　藤田　田（でん）さん
　　日本マクドナルド
　　ビジネスとは？

【くまの感想】
　　痛快　という2文字が似合う本ではないだろうか？
　　読んでいて気持ちがいい。きっぱりと言い切って
　　くれるからなのだ。

　　ビジネスは勝つか？負けるか？なのだ。

　　日本マクドナルドを成功に導いた　藤田　田（でん）さん
　　の発する言葉は、勢いがある。

　　そして、先を読む触角と計算力

　　そこには、やはり凡人にはまねができないのではない　　　
　　だろうか？

　　でも、インターネットやパソコンが普及する中
　　また世の中が変わっていくことをすでに当時予感している
　　ところは、とってもやっぱり鋭いのだ。

　　■引用メモ■
　　　社員にしても、みながみな本部長や部長になれるわけ
　　　ではない。ならば４０～４５歳くらいの間にフランチャイジー
　　　となって、一国一城の主になればいいのだ。会社にいる
　　　より収入があがれば生涯設計に支障はない。すべての
　　　社員が定年まで会社に居残るのではなく、選択肢を
　　　与えて人材の流動化とスリム化をはかり、解雇しなくても
　　　維持していける組織体制をつくるのである。年間
　　　４０～５０人のペースで独立をすすめているのである。

　　　⇒　これはある意味、未来の日本の姿なのではないだろうか？
　　　　　と思うのである。終身雇用制はいつまで続くのか？

　　■引用メモ■
　　　わたしの成功の基盤には、「宇宙はすべて７８対２２に分割
　　　されている」という大原則が、厳としてある。

　　　⇒　このくだりは興味深い。以降詳細は省く。

　　■引用メモ■
　　　ベッドルーム、風呂場、トイレット、食卓、リビングルーム
　　　と、わたしの家には、いたるところにメモ用紙と鉛筆が
　　　おいてある。

　　　⇒　このくだりも面白い。思いついたことはその場でメモし
　　　　　あとで読み直す。旬を大切にするのだ。

　　■引用メモ■
　　　ことにわたしのようにたくさんの会社の社長をやっていると、
　　　書類の整理に追われてしまうので、できるだけ読むのは
　　　もちろんだが、読みきれなくても一週間単位ぐらいで捨てる
　　　という決断も必要なのである。
　　　この決断が可能なのは、わたしが重要なことは諸事
　　　「即時即決」することをモットーとしているからなのである。

　　　⇒　捨てる決意。即時即決だからできることではないだろうか？

　　■引用メモ■
　　　世の中の景気がいい、悪いというなかれ、あたえられた環境
　　　はみな同じなのである。勝って”官軍”となるかならないかは、
　　　人それぞれが新しいビジネスを創造しうるかどうかにかかって
　　　いるのである。

　　　⇒　新しいビジネスの創造を考えること。これはこれからの
　　　　　時代にとってとっても重要なことであることが認識できた。

　　色んな意見が書いてあるこの著書は面白い。


出会えた本に感謝。　いつも閲覧いただき、ありがと！感謝