2012年2月16日木曜日

読書(26/365)★★★★ 考えよ! イビチャ・オシム著



【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今週もまだ終わってませんが長いロードでした。

 2/14(火) 羽田空港→香港→中国深圳
 2/15(水) 中国深圳→香港→夜行便で韓国ソウル
 2/16(木) 韓国ソウル→羽田空港
 2/17(金) 日本

 これだけ国をうろうろすると不思議な感覚になってきます。

 そうそう、帰りのソウルの金浦空港で 関取の高見盛にお会いしました。
 いつもニコニコしている感じがして好感が持てました。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週も色々巡れて「よかった」

【本の紹介】
  (26/365)  考えよ! イビチャ・オシム著 角川ONEテーマ21

考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114)考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114)
イビチャ・オシム

角川書店(角川グループパブリッシング)  2010-04-10
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章  日本はW杯グループリーグを突破できる  
  第2章  サプライズがあるからW杯は楽しい
  第3章  日本代表への提言
  第4章  なぜ日本人はリスクを冒さないのか?
  第5章  日本サッカーの未来へ
  おわりに

  という構成となっている。

 【キーワード】
  日本サッカー
  オシム監督   

 【くまの感想】
  人間、つながり、組織、サッカーを題材にして、そのあるべき姿を
  オシムさんは、教えてくれている。わが子を育てるかのように日本の
  チームを見守ってくれているのだ。

  ■引用メモ■
   原因を辿れば日本流の子育てにも1つの理由があるのだろう。
   従順な子供は扱いやすいかもしれないが、これが、サッカーでは
   一番大きなハンディキャップとなるのだ。突発的な問題がピッチ
   上で起きたときに、それを1人で解決する能力がなければゲーム
   に勝つことなどできないだろう。

   ⇒ これはサッカーだけではないのは大変よくわかるのだ。

  ■引用メモ■
   サッカーにおける「スピード」とは何か。それは、相手選手より
   速く走ることだけを意味してはいない。スター選手の中には
   足が遅い選手もいる。私が訴える「スピード」とは、素早く考え
   どのような局面に置かれても、動きながら瞬時にして判断する
   「スピード」である。
   
   ⇒ これは深い。動きながら瞬時にして判断する。そこにスピード
    が生まれるというのである。これはやはりサッカーだけでは
    ない。とっても参考になる。

  ■引用メモ■
   「リスクを負わない者は勝利を手にすることができない」が
   私の原則論である。

   ⇒ 勝負の世界では、とぎすまされたものがあるのだろう。
    これを日常に適用できるかどうかは、怖くて難しい。
    そう、後で述べているのであるが、トラウマになっている
    のかもしれない。歴史を振り返るとそう思っても不思議では
    ない。

  それにしても、テーマがサッカーであるが、これだけ選手を分析して
  思いを寄せ、サッカーに対する情熱が伝わってくるというのは
  すごいことであると思う。


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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