2010年5月25日火曜日

読書(162)☆☆☆ 数学は最善世界の夢を見るか? イーヴァル・エクランド著

【今日の出来事】
 皆さんこんばんは。月曜日は出張だったので、火曜日はメールが一杯。最近は仕事は
 ほとんどメールで用件が来るので大変ですよね。でも電話よりも正確に、そして見たいときに
 時間調整できる、一度に沢山に送信できるなどのメリットもありますよね。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 導入した要素技術にトラブルが見られたけれど、だいたいわかってきたので「よかった」
 
【本の紹介】
 (162) 数学は最善世界の夢を見るか? イーヴァル・エクランド著 南條育子訳
       みすず書房
       


 【本の構成】
  はじめに
  第一章  時を刻む
  第二章  近代科学の誕生
  第三章  最小作用の原理
  第四章  計算から幾何へ
  第五章  ポアンカレとその向こう
  第六章  パンドラの箱
  第七章  最善者が勝つのか?
  第八章  自然の終焉
  第九章  共通善
  第十章  個人的な結論  
  参考文献について
  訳者あとがき
  引用文献
  付録1
  付録2
  付録3

  という構成になっている。

 【キーワード】
  なんといっても数学。

 【印象に残ったところ】
  この本とっても難しい。私は機械工学を専攻していたので懐かしい名前が出てるなぁ。と
  思いながら読めました。ただ、数学ってやっぱりわかりにくい。
  私は数値解析(いわゆるシミュレーション)を専攻していたので、数学的に解くよりも離散化
  して数値積分をしてしまうという安易な方向に走ってしまう。

  でも理論って必要だと思わせる。

  円周率π  アルキメデスは、この数が223/71と221/70の間にあることを証明したそうだ。
  ⇒ すごすぎる。

  ガラパゴス諸島のフィンチの嘴の例が出ているのもおもしろかった。
  環境に応じて、嘴が最適化されていく、いわゆる進化を遂げるおもしろさ。

  この本。難しい。
  でも自然現象を理論的に考えるって最近あまりやられていないような気がする。
  基本に立ち返る。ひょっとすると重要なことかもしれませんね。

  出会えて「よかった」感謝!「ツイてる!」


 【くまのアクション】 
  基本(理論)に立ち返り、自然現象、課題を見つめてみよう!何か素朴なことが見つかるかも。


 出会えた本に感謝。

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