2012年9月5日水曜日

読書(155/365)★★★★ TPP開国論のウソ 中野剛志責任編集

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。
 もう夏の終わりが見え始めている気がしますが、やっぱり残暑厳しいですね。
 明日から、久々の中国に行ってきます。

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 久々の中国、仕事ではあるが、行けることになって「よかった」


【本の紹介】
(155/365) TPP開国論のウソ 中野剛志責任編集

「TPP開国論」のウソ 平成の黒船は泥舟だった「TPP開国論」のウソ 平成の黒船は泥舟だった
東谷 暁 三橋 貴明 中野 剛志

飛鳥新社  2011-05-14
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【本の構成】
  はじめに  中野剛志

  第1章 TPPの正体 三橋貴明
  第2章 「TPP=農業問題」には騙されない 東谷暁
  第3章 反TPPの政治経済学 中野剛志

  おわりに  東谷暁

  という構成となっている。

【キーワード】
  TPPはいいのか?悪いのか?

【くまの感想】
  この本を読むと自分がいかに無知だったかがわかった。
  TPPとは?これを知っている人は少ないのではないだろうか?

  お隣の韓国は、とっくの昔に海外の貿易の自由化を行なっている
  国である。
  
  そして、韓国に負けずに・・・と話が始まったのがTPP

  これ、ホントに、いいことなろうか?
 
  この本を読んでわかったことは、一長一短あるが、影響が大きい
  =日本に合っていない項目が多いことがよくわかった。

  反対派の人の意見、賛成派の人の意見、よく聞いて理解
  する必要があることだけは確かだ。

  ■引用メモ■
   反対に、経済がインフレ状態になっている時には、増税すべきです。
   インフレが加速し、バブルが起こっている状況なら、私も増税に
   賛成するでしょう。しかし、繰り返し言うように、デフレの時に採用
   すべき政策ではありません。

   ⇒ TPPとデフレ化、そして、増税をすべきか?という議論になっていく
    この関係がよくわかったきた。

  ■引用メモ■
   TPPに参加することによって、韓米FTAによって生まれた、
   日本の「不利」が打ち消されることはありません。日本と韓国の
   国際競争は、為替で決まってしまっているためです。

   ⇒ これは大変勉強になるコメントだ。その国にあった政策で
    あるかどうか?そのタイミングも非常に重要なのだ。

  ■引用メモ■
   第一に、デフレで輸入が増え、安い農産物が入ってくるという
   ことは、それだけ雇用がなくなり、失業者が増えることを意味
   します。TPPの場合、一番最初に失業するのは、もちろん
   農家です。

   ⇒ これは一般的にマスコミでも言われたことである。

  国にあった政策かどうか?タイミングはいいかどうか?
  非常に勉強となった。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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