2012年9月9日日曜日

読書(158/365)★★★ ブラック・スワン 上 ナシーム・ニコラス・タレブ著

【今日の出来事】
 みなさん。こんにちは。先週木曜日から仕事で中国シンセンに入っております。
 久々の土日を中国で過ごします。

 特に緊急の用事もなかったのでホテルでのひと時を過ごしております。

 近くを散歩したり、マッサージをしたりしてもらっています。

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 中国の休日、一人でさびしいけれど、色々満喫できているので「よかった」


【本の紹介】
(158/365) ブラック・スワン 上 ナシーム・ニコラス・タレブ著 望月 衛訳

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質
ナシーム・ニコラス・タレブ 望月 衛

ダイヤモンド社  2009-06-19
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【本の構成】
  プロローグ
  第1部 
   ウンベルト・エーコの反蔵書、あるいは認められたい私たちのやり口  
   第1章 実証的懐疑主義者への道
   第2章 イェフゲニアの黒い白鳥
   第3章 投機家と売春婦
   第4章 千と一日、あるいはだまされないために
   第5章 追認、ああ追認
   第6章 講釈の謝り
   第7章 希望の控えの間で暮らす
   第8章 ジャコモ・カサノヴァの尽きない運
   第9章 お遊びの誤り、またの名をオタクの不確実性

  第2部 
   私たちには先が見えない

   第10章 予測のスキャンダル
 
  索引  下巻へ続く

  という構成となっている。

【キーワード】
  ブラック・スワンとは?

【くまの感想】
  2回目のトライ。やはり吸い込みにくい。なぜだろうか?翻訳だからか?
  下巻に続くのすら気が重い。

  ■引用メモ■
   この本で黒い白鳥と言ったら、それはほとんどの場合、次の
   三つの特徴を備えた事象を指す。
    第一に、異常であること。つまり、過去に照らせば、そんなこと
   が起こるかもしれないとはっきり示すものは何もなく、普通に
   考えられる範囲の外側にあること。第二に、とても大きな衝撃
   があること。そして第三に、異常であるにもかかわらず、私たち
   人間は、生まれついての性質で、それが起こってから適当な
   説明をでっち上げて筋道をつけたり、予測が可能だったことに
   してしまったりすること。

   ⇒ 結局冒頭にあるこの部分がこの本の言いたいことだと理解
    した。以降いろんな例をもって、説明してくれているのだがどうも
    わかりにくい。それはすなわちブラック・スワンだからか?


  ■引用メモ■
   黒い白鳥の論理では、わかっていることよりわからないことのほう
   がずっと大事だ。黒い白鳥は、予測されていないからこそ起こるし、
   だからこそ大変なのだ。

   ⇒ なるほど。悲しいことであったり、うれしいことであったりいろんな
   事象で予測されていないことが起こるのだ。

  ■引用メモ■
   この本を書くのは思った以上に楽しかった。というか、この本は
   自分で自分を書き揚げてしまったようなものだ。だから、この本を
   読む人にも同じように楽しんでほしい。

   ⇒ 私は正直受け入れられないけれども、このマインドで書くことが
    できることが、とってもうらやましい。

  みなさんの人生にも ブラック・スワン が起こっている?それとも
  これから起こるのでは?

出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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