【今日の出来事】
本日3冊目のご紹介は、FCの話。
【本の紹介】
(50/365) 物は言いよう 斎藤美奈子著 平凡社
物は言いよう 斎藤 美奈子 平凡社 2004-11-10 売り上げランキング : 158855 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに FC的に世間を観察してみよう
第1章 「女の涙には勝てん」問題
第2章 「女は家にいろ」問題
第3章 「女は女らしく」問題
第4章 「男はスケベだ」問題
第5章 「女だからこそ」問題
第6章 「女に政治はわからん」問題
第7章 「女はだまっとれ」問題
付録 「ご主人と奥さん」問題
あとがき
という構成となっている。
【キーワード】
FCとは?
【くまの感想】
著者のバサッとした感じの切り口の文章は大好きである。
FCとは、Femi Code 言動がセクハラや性差別いならない
かどうかを検討するための基準
そして、色んな人の発言をFCチェックでぶったぎってくれる。
なんとも爽快な本である。
■ 引用メモ ■
性別によって人を規定する規範を「ジェンダー・バイアス」
と呼ぶ。ジェンダーとは「生物学的な性(セックス)」に対する
「社会的・文化的に規定される性」だと説明されるけれども
後知恵で発明された「しつけられた性」だといってもいい。
バイアスは「偏り」の意味だから、ジェンダーバイアスとは
「性別にともなう偏見」のこと。
⇒ 大変参考になる。
■ 引用メモ ■
「女はだまっとれ」。昔はこういうことをいう人が少なからず
いた。それで「なにくそ、負けるもんか」と一部の女性が
立ち上がった、それが今日のフェニミズムの起源である。
⇒ 私が小さい頃は、確かにそんな雰囲気を感じることが
多々あった。子供であってもそう感じることがあった。
今はどうなっているのだろうか?
これからはどうなっていくのだろうか?
興味深い。そして、日本以外の国はどうなのだろうか?
■ 引用メモ ■
野暮を承知で、FCセンサーを向けてみよう。
⇒ そして、FCセンサーが働き、コメントがばっさりと重ね
られていくのであるが、この「FCセンサー」という用語が
気に入った。
政治家の発言などとっても丁寧にチェックされ、バッサリと
FCセンサーが作動しているこの本はとっても爽快だ。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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