読書（４３/３６５）★★★★ 二本指の法則 ジョン・マニング著

【今日の出来事】

　みなさん。おはようございます。3/5から中国の出張に出ています。

　3/5（月）上海

　3/6（火）台州

　3/7～　深圳　　　そして久々の週末滞在を実施しております。

　仕事は、かなり大変な時期を迎えていますが、仲間と協力して乗り越えることの

　喜びを感じています。

　今日であの震災から1年、中国のお客様から1年ですね。と聞かれることがあり

　ます。中国人の無関心というイメージは全くないとってもうれしい一言でした。

　

 『今日の（よかった）from 陽転思考』

　　■　中国の出張、仕事は大変な時期を迎えているが仲間と協力して進めている

　　　　中国出張を満喫できているので「よかった」

【本の紹介】

　　（４３/３６５）　二本指の法則　ジョン・マニング著　村田綾子訳

　

二本指の法則―あなたの健康状態からセックスまでを語る秘密の数字 ジョン マニング John Manning 村田 綾子 早川書房  2008-11-21 売り上げランキング : 298803 Amazonで詳しく見る by G-Tools

　【本の構成】

　　はじめに

　　第１章　　二本の指のはなし　

　　第２章　　手の指が伝える性別、職業

　　第３章　　指で感じる性ホルモン

　　第４章　　指から見えてくる個性

　　第５章　　指の長さと心臓病やがんとの関係

　　第６章　　指にまつわる結婚と感染症との不思議な関係

　　第７章　　指と肌の色とホルモンの関係

　　第８章　　指でわかる足の速さとサッカーの才能？

　　第９章　　薬指はなぜ魅力的なのか？

　　第１０章　指と同性愛

　　第１１章　女性化した類人猿

　　訳者あとがき

　　という構成となっている。

　【キーワード】

　　人差指と薬指の比率

　　

　【くまの感想】

　　この手の本は大好きである。しかも医学的に説明されており、しかも
　　統計もばっちりとっている。


　　なんと人差指と薬指の長さの比からわかることがたくさんあるというの
　　が著者の主張である。


　　一般的には、顔のつくり、手相、生年月日などから推測するいわゆる
　　占いがあるが、この本を読むと、むむ、そうなのか？と思えるから不思議だ。


　　またとってもシンプルでいい。


　　人差指と薬指の長さの比をみるだけなのだから・・・・




　　■　引用メモ　■
　　　オスとメスには何の意味があるのか？　３５年以上にわたって私は、
　　　この質問の答えをあれこれと考えてきた。・・・・・略・・・・
　　　その答えを導く先に、性と指について私たちが目指すものがあるからだ。


　　　→　著者のこの本を書く源の考えがあるのではないだろうか？


　　■　引用メモ　■
　　　女性は驚くほどの正確さで、男性のシンメトリーを感知できるようだ。
　　　女性は、シンメトリーな男性の顔や身体を魅力的とみなす。シンメトリー
　　　なパートナーとはオーガズムに達しやすく、体臭ですら、シンメトリーな
　　　男性のものを好むという報告もある。


　　　→　興味深い。理屈では説明できない判断がなされているのである。


　　■　引用メモ　■
　　　私たちの指の比率には、生殖器官の発育の手がかりが含まれている。
　　　ペニスとそれに関連する生殖管、卵管と子宮が正常に形成する手がかりだ。
　　　深刻な病気は、子どもへの長いあいだの投資を途中で終わらせてしまう
　　　かもしれない。指の比率は、そうした重大な病気の発生率に関する
　　　手がかりももたらしている。


　　　→　ここが興味深いところだ。特に著者は薬指の長さが重要なファクター
　　　　であると述べ、人差し指を基準にすることを提案しているところがまた
　　　　面白い。本能的には薬指の重要性は皆知っているというのだ。


　　　それは、結婚指輪は、薬指にして、目立たせている（＝アピールしている）
　　　という。面白い。


　　ご興味がある人は、是非読んでください。興味深いことばかり。


　　

　出会えた本に感謝。　いつも閲覧いただき、ありがと！感謝！