2010年8月14日土曜日

読書(252)☆☆☆ 変化の時代と人間の力 福原義春の講演

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。4時起き実践中の「くま」です。といいつつ今日は5時おき寝坊
 でした。笑。

 今日は、平日家にいてストレスのたまり気味の子供たちを連れて、市民プールに
 大人600円、子ども300円 安いですよね。久々に夏休みらしくリフレッシュできた
 ような気がします。子供たち(9歳小3、5歳幼稚園)は大喜びでした。

 実は、今日は、私の中学3年生時代の同窓会がありました。妻の結石の状態が
 まだ良くないのと、実家の場所が少し遠いこともあって今回は欠席してしまいました。

 当時15歳だった同級生 25年後の40歳になったみんなは果してどうなっていたのだろうか?
 少し残念な日となってしまいました。幹事の人も頑張っていました。
 みんな元気にしているといいな。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 久々のリフレッシュ。子供たちと市民プールのひとときが「よかった」
  ■ 子供たちもストレス発散できたようだ「よかった」

【本の紹介】
 (252) 変化の時代と人間の力 福原義春の講演 慶應義塾大学出版会
      
福原義春の講演

福原義春の講演

価格:1,890円(税込、送料別)


 【本の構成】
  企業文化はあなたが創る
  私のリーダーシップ論
  現代社会とサービスの原点
  ネットワーク社会におけるモノづくり
  テクノロジーは誰のためのものか
  1993年度 入社式あいさつ
  文化資本の経済学
  非営利組織のリーダー論
  私の「男女共同参画社会」観
  看護を超えて
  美しく年を重ねるヒント
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  資生堂の社長の語り

 【くまの感想】
  この本、2001年に書かれており、今から9年前の本になるが、あまり古さを
  感じない。なぜならば、リーダー足るべきものどうあるべきか? 会社とは
  どうあるべきか?などなど信念が書かれているからだ。その時の時代の流れ
  には影響を受けていないからではないだろうか?

  ところどころにP・F・ドラッカーの名言などが引用されている。とっても好きで
  尊敬されているのだなと思われる。そしてかなり本を読まれている感じを受けた。
  中でもいくつかお勧め本を紹介されているし、社員にも配るような施策をされて
  いるということだ。すごい。

  資生堂って、最初から化粧品だというイメージが強かったが、実は、資生堂薬局
  とう名前で、始まった会社だったんだ。

  というところに驚いた。「化粧品」と「薬局」もちろんつながるところはあるかも
  しれない。

  また戦前より、海外に進出しており、その文化に感銘を受けているところが斬新だ。
  フランス文化に影響を受けるという話は興味深いものがあった。

  ■メモ■
   蘭の栽培に人の育成を学ぶ。というところ。
   蘭という植物は、もともと、ブラジルとかベトナム、あるいはマレー半島とか温暖な
   地域の木にぶらさがっていたり、熱帯雨林のなかに生えているわけですから、
   本来的に人間の助けなど必要ないわけです。だから逆に、あまりお手伝いが
   すぎると、大事に育てているはずの蘭をスポイルしてしまい、かって害を与える
   結果になりかねないのです。このことは、人材の育成ということにもそのまま
   あてはまるのではないでしょうか。
   ⇒ 同感。

   シュンペンターの言葉
   「本当に名を残すに値する人とは、ほかの人を素晴らしい人間に育てることの
    できる能力を持った人なのだということに、やっと気がついた」というものだった。
   ⇒ なるほど。すばらしいです。こんな人間になれれば。

   嫌なことをいってくれるような友達を持てるといいね。
   ⇒ ふむ。はたして私には嫌なことをいってくれる友はいるだろうか?少なくとも
     家族は言ってくれてるな。

   歴史的に見ると、時代によって価値観も男女観も変わっておりますが、21世紀
   は男か女かとか、そうゆう時代ではなく、人間一人一人の時代であると私は
   考えています。 ⇒ 共感。

   資生堂って男性には、私には、縁の遠い企業かもしれないが、なんとなく気になって
   いた企業だ。この本を読んで、ますます興味深くなった。ビジネスでの利益よりも
   人を大事にするという著者 社長(今は違う人かも・・・)の考え方は大事にしたい
   ものですね。


 【くまのアクション】 
   哲学を持った人の本をもっと読んでみよう。そこには、明確な正解がないのかも
   しれないが、得ることができることが多い気がする。

 出会えた本に感謝。

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2 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

同窓会,残念でしたね。

会社関係の人たち以外だと,死ぬまでにあと何回会えるのだろう?!と,ふと考えることがあります。

1年に1回会えたとして,運良く80歳まで生きたとして......。
昔は毎日当然のように会っていたのに。。。
数えることができてしまうことに,驚きを感じます。

やはり一期一会ですね。

折角ですから,同窓会にいった旧友に連絡してみては?

ぐずらより

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

みーやんさん
 ブログコメントありがとう。
 確かに一期一会