【今日の出来事】
久々に読書に戻りました。中国に滞在中は、色んな出来事があるのだ
なかなか読書に集中できません。なんとか改善せねば。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 3連休日本で過ごすことができて「よかった」
【本の紹介】
勝負哲学 岡田 武史,羽生 善治 サンマーク出版 2011-10-05 売り上げランキング : 67040
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【本の構成】
まえがき
1章 勝負勘を研ぎ澄ます
2章 何が勝者と敗者を分けるのか
3章 理想の勝利を追い求めて
あとがき
という構成となっている。
【キーワード】
勝負哲学とは?
【くまの感想】
有名なお二人、まったく畑は違うのだが、勝負について、共感しながら
対談を進めていくところには興味深いものがあった。
■印象に残ったセンテンス■
・ 勝利をたぐり寄せる、紙一重の差。
勝つ者、勝ち続ける者の哲学や流儀、スタイルに、それはあらわれるにちがいない。
・ 勝負に置いては、ロジックやデータを積み重ねれば積み重ねるほど、それだけ
ではカバーし切れない、直感やひらめきというあいまいで非論理的なものの
重要性が増していく。私にはどうもそんな気がしてなりません。(岡田談)
・ しかし、その先の領域へさらに一歩を踏み出すためには、理論の延長ではなく、
次元の異なる方法を考慮にいれなければなりません。(羽生談)
・ 欠点は長所の裏返しであることが多くて、欠点を是正してしまうと長所まで
消えてしまうことがあるからです。短所も自分の能力の一部ですから、無理に
短所を直すと、全体のバランスが崩れてしまいます。自分の形や棋風に
何か狂いが生じて、調子が落ちてしまうことがあるんです。(羽生談)
・ 指導の本質は、教えるのではなく引き出すことにあるということです。(岡田談)
・ ここがまさに「負けどき」というタイミングで投了するのが、次の対局にもいい
影響を与えるし、その敗北のダメージを滅殺することにもなります。それが調子を
上向かせるのに役立つこともあるんです。(羽生談)
・ 負けも必要だから起こる、と。いまより少しでも高いところへ行くために、
この負けがあるんだ(岡田談)
→ 実践で戦っている2人だから故、それぞれの言葉が生きている。そう感じるのは
私だけだろうか?
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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