2013年4月27日土曜日

読書(104/365)★★★★ アベノミクス ― 竹中平蔵×高橋洋一 徹底対談! 竹中 平蔵 /高橋 洋一 著


【本の紹介】
アベノミクス ― 竹中平蔵×高橋洋一 徹底対談! (中経出版)アベノミクス ― 竹中平蔵×高橋洋一 徹底対談! (中経出版)
竹中 平蔵 高橋 洋一

中経出版  2013-03-15
売り上げランキング : 220

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



【本の構成】

  テーマ1 日本人の経済リテラシー

  テーマ2 「アベノミクス」とは何か?

  テーマ3 アベノミクス、本当に大丈夫?

  テーマ4 ここがヘンだよ、日本銀行!

  テーマ5 2013年、日本経済はこうなる!

  という構成となっている。


【キーワード】
  アベノミクスとは?


【くまの感想】
  竹中平蔵さんの「アベノミクス」に対する意見を聞けるのは
  興味深い。

  結論は、いいのか?悪いのか?わからない。

  しかし、いい方向に行くのだろうという推定ができる。

  だから期待感が先行し、いろんな効果を生み出しているのかも
  しれない。

  経済とは不思議な現象である。

  ■引用メモ■
   「経済学(Economics)」っていう言葉は、もともとは古代
   ギリシャ語の「オイコスノモス」から来ていて、これは
   「社会のあり方」っていう意味なんですよね。共同体の
   あり方、社会のあり方、経済学という学問のベースには
   そういう意味があるんです。

   ⇒ 竹中平蔵さんの言葉なんですが、オイコスノモスって
      とっても純粋な言葉なんだな。

  ■引用メモ■
   アベノミクスとは、安倍晋三総理の経済政策のことですね。
   どういう中身かっていうときに、総理自身は「3本の矢」って
   いう言葉をお使いになったですけど、これはすごく的確だと
   思うんですよね。

   ⇒ あとで「デフレ克服」・「機動的な財政政策」・「経済を成長させ
     ましょう。」 ということについての説明があるわけだが、
     言葉が先行しているだけに、わかりやすいのだ。

  ■引用メモ■
   いまの日本銀行というのは、何も目標がなくて、誰からも
   目標が与えられない。変なことをしても目標がないから
   わからないという状態のまま、これまで20年くらい来ちゃった
   気がしますね。

   ⇒ 個人の人間として、置き換えてみると少しつまらない人だ。
      日銀はこれから変わるのだろうか?

  ■引用メモ■
   今後としては、アベノミクスの方向は正しいので、これがさっき
   言った2番目の矢と3番目の矢がどれくらいちゃんとできるか
   によって決まります。

   ⇒ まさにそのとおりなのだ。どうやったら我々も参加できる
      のだろうか? 日本のために。

   アベノミクス 笑い草にならないようにいいものにしたいもの
   である。





出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

0 件のコメント: