本日2冊目のご紹介は、松下幸之助さんの著書のご紹介。
【本の紹介】
(189/365)道をひらく 松下幸之助著
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【本の構成】
まえがき
運命を切りひらくために
日々を新鮮な心で迎えるために
ともによく生きるために
みずから決断を下すときに
困難にぶつかったときに
自信を失ったときに
仕事をより向上させるために
事業をよりよく伸ばすために
自主独立の信念をもつために
生きがいある人生のために
国の道をひらくために
という構成となっている。
【キーワード】
松下幸之助さんの言葉
道をひらく
【くまの感想】
個人の利益だけを考えていない。日本の国のために
という偉大な目的がある。そんな風にものごとがどう
あるべきか?を考えながら仕事ができると最高だ。
■引用メモ■
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、
いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩む
ことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道では
ないか。
⇒ 道を歩む。大事なことなのだ。
■引用メモ■
死を恐れるのは人間の本能である。だが、死を恐れる
よりも、死の準備のないことを恐れた方がいい。人は
いつも死に直面している。それだけに生は尊い。そして
それだけに、与えられている生命を最大に生かさなければ
ならないのである。それを考えるのがすなわち死の準備
である。そしてそれが生の準備となるのである。
⇒ 生の尊さ。死の準備。日頃考えることのない重要な
ことなのだ。
■引用メモ■
心の心棒が弱ければ、すぐに折れてガタガタになる。
人間も辛抱がなければ、すぐに悲鳴をあげてグラグラに
なる。
おたがいに忍耐を1つの美徳として、辛抱強い働きを
つづけてゆきたいものである。
⇒ 辛抱。今 美徳とされているだろうか?
■引用メモ■
どんな仕事でも、それが世の中に必要なればこそ成り立つ
ので、世の中の人びとが求めているのでなければ、その
仕事は成り立つものではない。
・・・・ 中略・・・・・
だから自分の仕事は、自分がやっている自分の仕事だと
思うのはとんでもないことで、ほんとうは世の中にやらせて
もらっている世の中の仕事なのである。ここに仕事の意義が
ある。
⇒ まさにごもっともだ。肝に銘じたい。
■引用メモ■
知識も大事。才能も大事。しかし、それがなければ、ほんとう
に仕事ができないというものでもない。たとえ知識乏しく、才能
が劣っていても、なんとかして仕事をやりとげよう、なんとして
でもこの仕事をやりとげたい、そういう誠実な熱意にあふれて
いたならば、そこから必ずよい仕事が生まれてくる。
⇒ 今も昔も同じなんだな。とってもいい言葉なのだと思う。
■引用メモ■
失敗するよりも成功したほうがよい。これはあたりまえの話。
だが、三べん事を画して、三べんとも成功したら、これは
ちょっと危険である。そこからその人に自信が生まれ確信
が生じて、それがやがては「俺にまかせておけ」と胸を
たたくようになったら、もう手のつけようがない。謙虚さが
なくなって他人の意見も耳にはいらぬ。こんな危険なこと
はない。
⇒ これはドキっとする言葉だ。人間誠実さを忘れては
いけない。謙虚が一番なのだ。
■引用メモ■
人間は、ものの見方一つで、どんなことにも堪えること
ができる。どんなつらいことでも辛抱できる。のみならず、
いやなことでも明るくすることができるし、つらいことでも
楽しいものにすることができる。みな心持ち一つ、ものの
見方一つである。同じ人間でも、鬼ともなれば仏ともなる
のも、この心持ち一つにあると思う。
そうとすれば、人生において、絶望することなど一つも
ないのではあるまいか。
⇒ とっても心が落ち着く言葉なのだ。自信が出てくる。
やっぱり 松下幸之助さんは、すごい。いいこと言うなー。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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