2012年11月17日土曜日

読書(189/365)★★★★★ 道をひらく 松下幸之助著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、松下幸之助さんの著書のご紹介。

【本の紹介】
(189/365)道をひらく 松下幸之助著

道をひらく道をひらく
松下 幸之助

PHP研究所  1968-05
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【本の構成】
  まえがき
 
  運命を切りひらくために
  日々を新鮮な心で迎えるために
  ともによく生きるために
  みずから決断を下すときに
  困難にぶつかったときに
  自信を失ったときに
  仕事をより向上させるために
  事業をよりよく伸ばすために
  自主独立の信念をもつために
  生きがいある人生のために
  国の道をひらくために
  
  という構成となっている。

【キーワード】
  松下幸之助さんの言葉
  道をひらく

【くまの感想】
  個人の利益だけを考えていない。日本の国のために
  という偉大な目的がある。そんな風にものごとがどう
  あるべきか?を考えながら仕事ができると最高だ。

  ■引用メモ■
   あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、
   いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩む
   ことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
   自分だけに与えられているかけがえのないこの道では
   ないか。
  
   ⇒ 道を歩む。大事なことなのだ。

  ■引用メモ■
   死を恐れるのは人間の本能である。だが、死を恐れる
   よりも、死の準備のないことを恐れた方がいい。人は
   いつも死に直面している。それだけに生は尊い。そして 
   それだけに、与えられている生命を最大に生かさなければ
   ならないのである。それを考えるのがすなわち死の準備
   である。そしてそれが生の準備となるのである。

   ⇒ 生の尊さ。死の準備。日頃考えることのない重要な
      ことなのだ。

  ■引用メモ■
   心の心棒が弱ければ、すぐに折れてガタガタになる。
   人間も辛抱がなければ、すぐに悲鳴をあげてグラグラに
   なる。
   おたがいに忍耐を1つの美徳として、辛抱強い働きを
   つづけてゆきたいものである。

   ⇒ 辛抱。今 美徳とされているだろうか?

  ■引用メモ■
   どんな仕事でも、それが世の中に必要なればこそ成り立つ
   ので、世の中の人びとが求めているのでなければ、その
   仕事は成り立つものではない。

   ・・・・ 中略・・・・・

   だから自分の仕事は、自分がやっている自分の仕事だと
   思うのはとんでもないことで、ほんとうは世の中にやらせて
   もらっている世の中の仕事なのである。ここに仕事の意義が
   ある。

   ⇒ まさにごもっともだ。肝に銘じたい。

  ■引用メモ■
   知識も大事。才能も大事。しかし、それがなければ、ほんとう
   に仕事ができないというものでもない。たとえ知識乏しく、才能
   が劣っていても、なんとかして仕事をやりとげよう、なんとして
   でもこの仕事をやりとげたい、そういう誠実な熱意にあふれて
   いたならば、そこから必ずよい仕事が生まれてくる。

   ⇒ 今も昔も同じなんだな。とってもいい言葉なのだと思う。

  ■引用メモ■
   失敗するよりも成功したほうがよい。これはあたりまえの話。
   だが、三べん事を画して、三べんとも成功したら、これは
   ちょっと危険である。そこからその人に自信が生まれ確信
   が生じて、それがやがては「俺にまかせておけ」と胸を
   たたくようになったら、もう手のつけようがない。謙虚さが
   なくなって他人の意見も耳にはいらぬ。こんな危険なこと
   はない。

   ⇒ これはドキっとする言葉だ。人間誠実さを忘れては
     いけない。謙虚が一番なのだ。

  ■引用メモ■
   人間は、ものの見方一つで、どんなことにも堪えること
   ができる。どんなつらいことでも辛抱できる。のみならず、
   いやなことでも明るくすることができるし、つらいことでも
   楽しいものにすることができる。みな心持ち一つ、ものの
   見方一つである。同じ人間でも、鬼ともなれば仏ともなる
   のも、この心持ち一つにあると思う。
   そうとすれば、人生において、絶望することなど一つも
   ないのではあるまいか。

   ⇒ とっても心が落ち着く言葉なのだ。自信が出てくる。

  やっぱり 松下幸之助さんは、すごい。いいこと言うなー。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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