2012年4月3日火曜日

読書(52/365)★★★ [ よのなかのルール ] 藤原和博 宮台真司著

 【今日の出来事】


   みなさんこんばんは。今日は大変なことになってますね。
  私も危険を予知し、今日は早めに帰宅し、今、自宅で待機してます。

  明日から急きょ、中国 シンセンへの出張とあいなりました。

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 爆弾低気圧大変だけれど、家でひとときが過ごせているので
    「よかった」

【本の紹介】
  (52/365)   [ よのなかのルール ] 藤原和博 宮台真司著 
     ちくま文庫

人生の教科書 よのなかのルール (ちくま文庫)人生の教科書 よのなかのルール (ちくま文庫)
藤原 和博 宮台 真司

筑摩書房  2005-05
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 【本の構成】
  成熟社会を生きるあなたへ 藤原和博
   
  序章 なぜ人を殺してはいけないのか
  
  第1部 大人と子どものルール
   第1章 大人、子ども、その境い目はどこに?
         少年をとりまく犯罪とルールの関係
   第2章 あなた自身と犯罪の危ない関係

  第2部 お金と仕事のルール
   第1章 大人はなぜ「接待」をするのか
   第2章 1個のハンバーガーから世界が見える
   第3章 自分の家から日本が見える
   第4章 仕事とキャリアを考えると人生が見えてくる

  第3部 男と女と自殺のルール
   第1章 性転換をめぐる、男と女としあわせのルール
   第2章 結婚と離婚と子どもをめぐるルール
   第3章 自殺から見える社会
         ある監察医のつぶやき
   終章  意味なき世界をどう生きるか?

  あとがきにかえて 宮台真司
  解説 「世間の物差しを捨てて」重松清
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
   よのなかのルールとは?  

 【くまの感想】
   この本を読みすすめると現実の暗い世界を見ていく気がする。
   目を背けるといけないのだろうか?

   第1部、第2部はとっても前向きな感じを受けるが、
   第3部以降は少し暗い気分になってしまう。

   そしてトータル540ページにわたる文章に 正直へとへとに
   なるのである。

   そう よのなかのルール はそんなに 甘く理解できるものでは
   ないのである。

   と教えてくれるかのように・・・・


   しかし現実から逃げるのはよくないとも思うのである。

   しっかり、見据えて未来に迎えるようになれば

   この本ももっと楽しく、明るく読むことができるのではないだろうか?

   少子化対策

   そこに、まさか クローン人間 が登場したりするのだろうか?

   今は信じられない。

   ■ 引用メモ ■
    でも考えてみれば、僕たちの生の充実は、偶然にさらされて
    いればこそのものです。偶然に左右されないで、食糧を
    安全を、所属を、自己実現を確保しようとするからこそ、
    そこに一生懸命さが生まれ、「今ここで生きていること」の
    濃密さがもたらされます。偶然こそが僕たちの力の源泉
    ではないでしょうか。揺るがない必然的根拠や意味づけ
    がないと力が出ないというのは、大いなる勘違いです。
    とすれば、あえて偶然に身をさらすような人生もありえます。

    ⇒ これはとってもいいセンテンスだと思った。偶然の必要性。
    

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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