2011年2月23日水曜日

読書(49)★★★★ ネット未来地図 佐々木俊尚著

【今日の出来事】
 本日5冊目のご紹介は佐々木俊尚さんの著書。

【本の紹介】
  (49) ネット未来地図 佐々木俊尚著 文藝春秋
      
ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書)ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書)
佐々木俊尚

文藝春秋 2007-10-19
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 【本の構成】
  プロローグ
  ビジネスとインターネット 
   論点1 amazon アマゾンが日本のオンラインショッピングを制覇する
   論点2 Recommendation
お勧め(レコメンデーション)とソーシャル(人間関係)が融合
        していく
   論点3 行動ターゲティング
        行動分析型広告は過熱し、ついには危うい局面へ
   論点4 仮想通貨
        電子マネーはリアル社会をバーチャルに引きずり込む
   
  インターネット業界
   論点5 Google
        グーグルVS.マイクロソフト 覇権争いの最終決着
   論点6 Platform
        携帯電話キャリアは周辺ビジネスを食い荒らしていく
   論点7 Venture
        日本のネットベンチャーの世代交代が加速する
   論点8 Monetize
        ウェブ2・0で本当に金を儲ける方法

  メディアとインターネット
   論点9 YouTube
        ユーチューブは「ネタ視聴」というパンドラの箱を開いた
   論点10 動画
        動画と広告をマッチングするビジネスの台頭
   論点11 TV
        日本のテレビビジネスはまもなく崩壊する
   論点12 番組ネット配信
        NHKが通信と放送の壁をぶち壊す
   論点13 雑誌
        雑誌とインターネットはマジックミドルで戦う
   論点14 新聞
        新聞は非営利事業として生き残るしかない

  コミュニケーションとインターネット
   論点15 Second Life
        セカンドライフバブルの崩壊する時
   論点16 ネット下流
        携帯電話インターネット層は新たな「下流」の出現
   論点17 Twitter
        「つながり」に純化するコミュニケーションの登場
   論点18 Respect
        「リスペクト」が無料経済を収益化する

  未来とインターネット
   論点19 リアル世界
        検索テクノロジーが人々の暮らしを覆い尽くす
   論点20 Wikinomics
        集合知ウィキノミクスが新たな産業を生み出す
  
  あとがき
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  ネット未来地図とは?

 【くまの感想】
  この本は2007年にかかれている本である。しかし新しさを感じる。
  論点で出ているものの中には、すでに消滅しているものが沢山ある
  ある意味当時描いた、ネット未来地図を検証するように読むことが
  できる楽しさがある。

  佐々木俊尚さんの著書は斬新で、新しい情報から目が離せない
  ある意味、読みにくい本なのである。

  
 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(48)★★★★ 景気ってなんだろう 岩田規久男著

【今日の出来事】
 本日4冊目のご紹介は、景気の本。

【本の紹介】
  (48) 景気ってなんだろう 岩田規久男著 ちくまプリマー新書
       
景気ってなんだろう (ちくまプリマー新書)景気ってなんだろう (ちくまプリマー新書)
岩田 規久男

筑摩書房 2008-10
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 【本の構成】
  序章   景気とはなんだろう
  第1章  景気はなぜ良くなったり悪くなったりするのだろうか?
  第2章  設備投資は南極探検のようなものだ!
  第3章  日本の景気は海外の景気とどう連動するか
  第4章  お父さんの会社は景気とどういう関係があるのか
  第5章  いろいろな価格は景気とどう関係するのか
  第6章  景気を安定させる方法はあるのだろうか?
  第7章  インフレにどう対応するか
  付録   イワタ流景気動向指数の見方
  これからの勉強 あとがきに代えて

  という構成となっている。

 【キーワード】
  景気って何?

 【くまの感想】
  復習のような気持ちで読める本であった。
  景気って何?

  日本の経済を安定させるってどうやればいいの?

  ■引用メモ■
   金融政策によって、実際のインフレ率を低い水準で、安定的に
   保つことができれば、家計も企業も将来のインフレ率を予想
   しやすくなります。そうなれば、家計は将来のインフレを予想
   しながら、消費計画、貯蓄計画、住宅投資計画などを立てやすく
   なります。

    ・・・・中略・・・・

   こうした考え方に基づいて、消費者物価の上昇率を中期的に
   1%から3%程度の範囲に維持することを金融政策の目標と
   する中央銀行が世界的に増えています。ここに、中期的とは
   1年半から2年程度の期間をいいます。この金融政策を
   インフレ目標政策といいます。

   ⇒ われわれ国民は、これをやるといっていた管首相を追求
      しないといけないのかもしれない。もしくはPDCAを回して
      レビューをしないといけない。あまり最近話題になって
      いないと思いませんか?

   世界に取り残されてはいけない日本。がんばらねば。そして
   勉強せねば・・・

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(47)★★★ 格差が遺伝する!子どもの下流化を防ぐには 三浦展著

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、子供の下流化を防ぐには?という話。

【本の紹介】
 (47) 格差が遺伝する!子どもの下流化を防ぐには 三浦展著 宝島社新書
     
格差が遺伝する! ~子どもの下流化を防ぐには~ (宝島社新書)格差が遺伝する! ~子どもの下流化を防ぐには~ (宝島社新書)
三浦 展

宝島社 2007-05-19
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章 子どもの成績は親の経済力に比例する
  第2章 母親が子どもの成績を左右する
  第3章 食生活が成績の上下を分ける
  第4章 頭のよい子はどんな子か?
  第5章 「生活の質」の格差が階層の固定化を生む
  第6章 子供を中学受験させる親、させない親
  第7章 母親たちの満足と不安
  参考  母親の4タイプと子どもの成績
  おわりに
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  子どもの下流化を防ぐためには

 【くまの感想】
  上にある、検証を是非とも反論できないだろうか?
  著者はデータをもって、これらの章の主張を行っている。

  たかが統計、されど統計なのだ。

  著者が主張する数々の検証。

  ・ 「子どもの成績」は親の経済力に比例する
  ・ 母親の結婚前の所得が高い方が子どもの成績がよい傾向が見える。
  ・ 子どもの成績は父親の読書量とは比例するが、母親の読書量とは
    比例しない。

  → これって悔しくないですか? 現実なんだとあきらめますか?

  このような強引な統計?に基づく断定に近い主張を読んでいると
  私なら悔しくなる。(父親の読書量と子どもの成績は比例するってのは少しうれしいが・・・)

  起こっている現象を、なんの因果関係もなく相関があるといっているだけ
  なような気がする。なぜ母親の読書量は相関がないのか? 父親だけなのか?
  読んでいて腹が立ってきました。

  しかし、そうやって、やっぱりダメなんだ? 金持ちしか学力がつかないんだ
  とあきらめていいのか? と逆にこれからの日本に問いている本だと思った。


 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(46)★★★ 会社を辞めるのは怖くない 江上剛著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、会社を辞めるということの本。

【本の紹介】
 (46) 会社を辞めるのは怖くない 江上剛著 幻冬舎新書
     
会社を辞めるのは怖くない (幻冬舎新書)会社を辞めるのは怖くない (幻冬舎新書)
江上 剛

幻冬舎 2007-03
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 【本の構成】
  まえがき
  第一章  会社は裏切るものだ
  第二章  辞める決心・ケジメのつけ方
  第三章  退職のスタイル・プラン
  第四章  江上流フリーター生活
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  会社を辞めるということ

 【くまの感想】
  この本は私は大賛成なのだ。今私の世代40歳の人はいわば働き盛りでは
  あるが、この世代が不要になる時が必ず来る。今のようなバランス構成では
  ないので必ず、リストラをされ捨てられる時がくるのを確信している。

  じゃぁ。どうすればいいのか?

  今会社を辞めてもやっていけるようにする。

  これしかないのだ。

  世代は違うけれども著者の考え方、やってきたことは興味深い。
  そんな気持ちで日々仕事に取り組んでいくことが重要ではないだろうか?

  今私の職場でも50過ぎた人たちはコメンテーターばかりで情報を
  知りたがるが動ける人はほとんどいない。そんな中で動ける人をみると
  ああならねばと思うのである。

  会社なんて今自分がいなくなっても、動くのである。

  私は妻の手術で2回ほど長期間休んだことがあるが、会社は普通に
  機能していたことを身を持って知っている。

  いつ辞めさせられても、自立していける術を持つこと。そして楽しむこと
  作者から得たものは多い。


 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(45)★★★ 話し方のコツ 神岡真司&日本心理パワー研究所編

【今日の出来事】
 たった今、中国から帰ってきました。行くたびに中国の良さを実感する
 ことができ貴重な体験ができています。先週からの連ちゃんの中国
 少し疲れました。

 そして日本の良さももっと味わえる気がしてます。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 中国の文化を味わえて「よかった」そして日本の良さをもっと
     知ることができて「よかった」

【本の紹介】
 (45) 話し方のコツ 神岡真司&日本心理パワー研究所編 日文新書
     
頭がいい人が使う話し方のコツ―好かれる人、仕事ができる人はここが違う!頭がいい人が使う話し方のコツ―好かれる人、仕事ができる人はここが違う!
神岡 真司

日本文芸社 2007-05
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 【本の構成】
  はじめに 話し方の上達の決め手は”潜在意識”のコントロールにある!
  第1章 話し方ひとつで馬鹿か利口かが判断される
       ~相手に好印象を与える効果的な話し方
  第2章 あなたの話し方は間違っている
       ~誰もが陥りやすい話し方の落とし穴
  第3章 こんな話し方では軽蔑される 
       ~相手からバカにされない話し方
  第4章 アッと言う間に相手の心をつかむ会話術
       ~簡単に相手の懐に飛び込む話し方
  第5章 相手をいい気持にさせる会話術
       ~相手を自分のペースに巻き込む話し方
  第6章 感動を呼ぶスピーチの極意
       ~誰でもちょっとしたコツで相手に感動を与えられる
  おわりに
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  話し方のコツ

 【くまの感想】
  ついつい気になり手に取ってみました。本の題名って重要ですね。
  著者いわく

  ■引用メモ■
   口下手だと思い込んでいる人の潜在意識の中には、不安や恐怖
   の心理がどっかり根を下ろしている場合がほとんどである。それを
   簡単に除去する方法論が伴わなければ会話力の向上策など絵に
   描いたモチにすぎなくなる。

  ⇒ なかなか斬新な切り口である。

  ■引用メモ■
  「交流分析」
   FC: 自由奔放にふるまいたい子供の心
   FP: 父親的な厳格な心
   MP: 母親的な慈愛に満ちた優しい心
   A : 大人の理性的な心
   AC: 従順で良い子であろうとする子供の心
   人間の心理を5つに分けて、会話の成り立ち、流れを分析する
   手法を構築したのである。

  ⇒ これは興味深い。会話の流れの特徴を分析することにより
    どのような形がよいのか研究するというところが興味深い。

  その他色々な話し方のコツが満載の本であった。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2011年2月22日火曜日

読書(44)★★★★ 心臓の声を聴け ミミ・ガルネリ著

【今日の出来事】
 こんばんは。中国 台州に来ております。2日目、明日は帰国予定です。
 大分中国の旅にも慣れてきましたが、やはり言葉は難しすぎます。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 中国の出張、お客様とも順調に進めて「よかった」

【本の紹介】

  (44) 心臓の声を聴け ミミ・ガルネリ著 創元社
       
心臓の声を聴け ~患者とつむぐ心臓病と癒しの物語~心臓の声を聴け ~患者とつむぐ心臓病と癒しの物語~
ミミ・ガルネリ 上塚芳郎

創元社 2011-01-20
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 【本の構成】
  日本語版序文 上塚芳郎
  はじめに   心臓の物語とは
  第一部  機械的ポンプの神話
   第一章 まだ知られていない心臓
   第二章 心臓、脾臓、漏れるバルブ

  第二部  心臓の言葉
   第三章 ストレスの霧の中で
   第四章 怒りのこだま
   第五章 うつ病の風景
   第六章 聖なる啓示
   第七章 悲しみの呪縛
  
  第三部  臓器を超えた心臓
   第八章 小さい脳
   第九章 万人をつなぐ一つの心臓
   第十章 思いやりのある医療へ

  引用文献
  参考文献
  訳者あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  心臓の声を聴くとは?

 【くまの感想】
  医学はまさに神秘的なものなのだろうか?確かに何気に気づかない
  
  「心臓は生まれてから動きはじめ、死ぬ時に止まる」

  ということを。

  そしてその心臓の機能にはまだ知られていないことがあるという。
  脳のメカニズムもしかりであるが、心臓も確かに隠れたヒーローなのだ。

  また信じられない医療の成果が起こることがあることをよく効く。
  まさに宗教的なのだ。

  たまに、自分の心臓に感謝を込めて、ありがとう。動き続けてくれて・・
  といいいたくなってしまう。そう思わせる本であった。


 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2011年2月21日月曜日

読書(43)★★★★ ソーシャルネイティブの時代 遠藤諭著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。
 今日から中国に行ってきます。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ これからまた中国に行き異文化を味わうことができて「よかった」

【本の紹介】
 

 (43) ソーシャルネイティブの時代 遠藤諭著 アスキー新書
     
ソーシャルネイティブの時代 ネットが生み出した新しい日本人 (アスキー新書)ソーシャルネイティブの時代 ネットが生み出した新しい日本人 (アスキー新書)
遠藤諭

アスキー・メディアワークス 2011-02-10
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章  あたらしい日本人
  第2章  ビンボーハッピーな生き方
  第3章  日本のソーシャルメディアはこうなっている
  第4章  スマートフォンを持ったサル
  第5章  ゼログラム化する世界の中で
  終章   日本人とソーシャルネイティブ
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ソーシャルネイティブとは?

 【くまの感想】
  この本はまさに興味深い。今起こっているスマートフォンのブーム
  それが何を意味しているのか?

  今の20代の人たちの生き方がこれまでと少し違った様相を見せ始めて
  いる。

  ビンボーハッピー

  面白い言葉である。

  このライフスタイルの7つ道具は

  ・ 無料コンテンツ
  ・ ファストファッション
  ・ リアルのバーチャル化
  ・ シェア(共有)
  ・ 価格比較・共同購入(グルーポン)
  ・ ソーシャルメディア(ミクシィ、ツイッター)
  ・ iPhone (スマートフォン)

  であるというのだ。

  ここには、自動車を買う、海外旅行をするなどは含まれていないのだ。

  またソーシャルメディアについては、驚異的な現象が起こりつつある
  ことを私も実感している。

  つながりはもとより、エジプトを始めとした、決起集会 FACEBOOKが
  引き起こしたとも言われる。

  これからの若い世代はどのような人間になっていくのか?
  楽しみでもあり、不安でもある。


 【著者からのおすすめ本 本つながり】

  
モテる技術 (ソフトバンク文庫NF)モテる技術 (ソフトバンク文庫NF)
デイビッド・コープランド ロン・ルイス 大沢 章子

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フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるかフリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
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