【今日の出来事】
こんばんは。あっという間の「金曜日」でした。
珍しく日本で仕事をしておりました。
台風被害が少ないといいな。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ あっという間の金曜日だけれど、充実していて「よかった」
【本の紹介】
(232) 「頭がいい」とは、文脈力である 齋藤孝著 角川書店
「頭がいい」とは、文脈力である。
斎藤 孝 角川書店 2004-12 売り上げランキング : 92267 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
第一章 頭がよければ、人は幸福になる
第二章 連なる意味をつかまえる力が、文脈力だ
第三章 文脈力を鍛える、身につける
第四章 文脈力の土台、記憶力
第五章 「頭がいい」とは、文脈力である
第六章 「頭がいい」を、技化する
という構成となっている。
【キーワード】
頭がいい と 文脈力 【くまの感想】
この表題を見ると頭のいい人は文章がうまい。という内容だと
先入観があるが、全く違う。頭のいい人の考え方を紹介して
くれるこの本は面白い。
■引用メモ■
誰にも「頭がいい」状態と、そうでない状態があります。
「頭がいい」状態が訪れると、人は幸福感を感じます。
⇒ 誰にも「頭がいい」状態がある。この言葉が気に
入りました。そのとおりだと思う。
■引用メモ■
一流のスポーツ選手というのは、実に「頭がいい」
中略
彼らはつねに現実を突きつけられていて、それに
対応する術を考えています。もっと強化するため
にはどうしたらいいだろうと、毎日考えている。
現実を向上させるためのトレーニングを重ねて
いくことで、否応なしに頭がよくなっていくのです。
⇒ なるほど。常によりよい術を考え、鍛錬する
気持ちのいい作業である。つらいこともある
だろうけれど。
■引用メモ■
仕事をしていく能力の中で大事なのは、段取りを
覚えることです。
⇒ 原則。されど、継続実行するのは難しい。
■引用メモ■
記憶というのは習慣であり、「技」です。記憶でき
ないというのは、そのことに対して関心が持てない
か、記憶する習慣を体得していないかのどちらかです。
⇒ 「技」 これを大事にしたい。
■引用メモ■
本を読むことは、その意味の集積を読むこと。文脈
の連なりを読み解くこと。すべてを現実として体感
できれば一番リアリティがありますが、人間そうは
いかないから、優れた書き手による意味の集積から
各々が新たな意味を再発見していくわけです。それが
読書の醍醐味です。
⇒ 読書の醍醐味。自由なアクションだけに興味深い。
色んな味わい方がある。
誰もが頭がいい状態になれる。そこには文脈力という
存在がある。面白い本であった。
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