2010年11月27日土曜日

読書(381)★★★ 地球全体を幸福にする経済学 ジェフリー・サックス著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。東京単身赴任をしてからの土日 金曜日に明石の
 自宅に帰ってきました。まだ数日しか過ごしていないのですが、なんだか
 明石の自宅が懐かしく感じました。

 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 明石の自宅でゆったりと過ごせているので「よかった」

【本の紹介】
 (381) 地球全体を幸福にする経済学 ジェフリー・サックス著 早川書房
      
地球全体を幸福にする経済学―過密化する世界とグローバル・ゴール地球全体を幸福にする経済学―過密化する世界とグローバル・ゴール
ジェフリー・サックス 野中 邦子

早川書房 2009-07-24
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 【本の構成】
  序文
  第一部 21世紀のための新しい経済学
  第二部 環境の持続可能性
  第三部 人口問題
  第四部 すべての人に繁栄を
  第五部 地球規模の問題解決
  訳者 あとがき
  原注
  参考文献

  という構成となっている。

 【キーワード】
  地球全体 経済学

 【くまの感想】
  なるほど、ローカルだけを考えるのではなく、地球全体が今どうなっているのか?
  将来どうなっていくか?を考え、地球全体としてみた観点から経済を見た場合
  どうゆうことがいえるか?という着眼点はすごい。

  今、実際のところ、地球温暖化対策は国ごとに施策を打っているように見えるが
  現実は足並みがそろっていない。

  このままでいると、地球環境の問題、人口の問題などなど
  不安要素は募るばかり、小さなことからコツコツ積み重ねたいものだ。

  本書はそんな、問題をデータをもとに地球規模でどうなっているかを
  教えてくれる。訳本ということもあるかもしれないが、長い。でも参考になる
  ことは間違いなし。

  そして、ソーシャルネットワーキングのツールにより、色々なつながりを
  もてることが重要であるという指摘は、興味深いものがあった。
  まさに小さな活動からコツコツとだ。


 【くまのアクション もしくは 想い】 
  地球規模を考え、自分ができることをコツコツ積み上げてみよう。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2010年11月25日木曜日

読書(380)★★★ ぼくらの頭脳の鍛え方 立花隆 佐藤優 著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。東京単身赴任4日目の「くま」です。
 これまで技術開発の仕事をしていたのに対し、営業技術になり、色々
 新しい発見があるような気がしてます。しばし、分析してみます。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 東京の生活も徐々に慣れてきて「よかった」

【本の紹介】
 (380) ぼくらの頭脳の鍛え方 立花隆 佐藤優 著 文藝春秋
      
ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
立花 隆・佐藤 優

文藝春秋 2009-10-17
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 【本の構成】
  第一章 読書が人類の脳を発達させた 
        狂気の思想、神は存在するか、禅の講話
  ブックリスト1 知的欲望に満ちた社会人へ<書斎の本棚から二百冊>
  第二章 二十世紀とは何だったのか
        戦争論、アメリカの無知、スターリンの粛清
  第三章 ニセものに騙されないために
        小沢一郎、官僚は無能だ、ヒトゲノム
  第四章 真の教養は解毒剤になる
        マルクス、貧困とロスジェネ、勝間和代
  第五章 知の全体像をつかむには
        東大生・立花隆、神学生・佐藤優、実践読書術十四ヵ条
  ブックリスト2 すぐ役に立つ、すぐ買える<文庫&新書二百冊>

  という構成となっている。

 【キーワード】
  スーパー読書。

 【くまの感想】
  この二人の著者は異常なほど本を読んでいる。信じられない。
  立花隆さんの蔵書数は、十年前に数えた時には、約35000冊で、今は
  7~8万冊あるという。佐藤優さんは、約15000冊だそうだ。

  よくそんなに本を買うお金があるなーと思う反面、そんなに読めるすごさ。
  仕事上必要なことがあるとはいえ、場所代等含めると尋常ではない。

  二人の著者がいろんな語りを行いながら、お勧め図書を紹介していくという
  ストーリーで、さすがいろんなことを知っているだけあって、その語りは
  永遠に続くのではないだろうか?と思えるほどである。

  私も2008年からブームとなった読書。700冊くらいのレベルで金魚の糞
  みたいなものだ。

  お勧め本については少し私が興味を持つジャンルとは異なる気がしたが、
  おそらく読むと世界が広がるのかもしれない。

  立花隆さんが読書を実践するにあたりこんな記載をしていることが興味深い
  ■引用メモ■
  仕事と一般教養のための読書について

  (1) 金を惜しまず本を買え。本が高くなったと言われるが、基本的に本や安い
      一冊の本に含まれている情報を他の手段で入手しようと思ったら、その
      何十倍、何百倍のコストがかかる。

  (2) 1つのテーマについて、一冊の本で満足せず、必ず類書を何冊か求めよ。
      類書を読んでみてはじめて、その本の長所が明らかになる。そのテーマ
      に関して健全なパースペクティブを得ることができる。

   ・・・・中略

  (5) 読みさしでやまることを決意した本についても、一応終わりまで一ページ
     一ページ繰ってみよ。意外な発見をすることがある。

   以下(14)まで続く

  ⇒ 読書をするにあたり、興味深い項目だ。参考になる。
 
  
  すこーし私の好むジャンルとは違う感じがするが、それだけ読書には無限大の
  領域があるということを示しているのだと思う。  


 【くまのアクション もしくは 想い】 
  読書の方法 取り入れてみよう。類書を読む大切さ。


 【著者からのおすすめ本 本つながり】
  
西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)
山田 済斎

岩波書店 1991-01
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愛と資本主義 (角川文庫)愛と資本主義 (角川文庫)
中村 うさぎ

角川書店 2006-05-25
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だめだこりゃ (新潮文庫)だめだこりゃ (新潮文庫)
いかりや 長介

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 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

読書(379)★★★ 心を開かせる技術 本橋信宏著

【今日の出来事】
 おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。単身赴任も3日目の出勤となりました。
 まだまだ新鮮な気持ちというか、慣れていない面がたくさんです。
 単身赴任寮であり、会社まで近いので4時起きすると十分な時間が得られるのがメリット
 です。これを機に、色々トライしてみようと思っています。


『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 単身赴任3日目、少し慣れない面もあるが、新鮮な気持ちでいるので「よかった」

【本の紹介】
 (379) 心を開かせる技術 本橋信宏著 幻冬舎新書
       
心を開かせる技術―AV女優から元赤軍派議長まで (幻冬舎新書)心を開かせる技術―AV女優から元赤軍派議長まで (幻冬舎新書)
本橋 信宏

幻冬舎 2007-03
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 【本の構成】
  第一章 人見知りで口べたこそが最大のコミュニケーション
  第二章 強面が心を開く瞬間
  第三章 悩める少女たちの素顔 AV女優、風俗嬢たちの心が開くとき
  第四章 究極のコミュニケーション”応酬話法”とは
  第五章 難攻不落の相手をどう口説くか
  第六章 逆境のときほど、心を開きやすくなる
  第七章 すべての人間はドラマティックな存在である
  あとがき
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  心を開かせる技術とは?

 【くまの感想】
  心を開かせる技術とは?
  人間の本質を理解することにより、その解があることに気づいた。
  AV女優や風俗で働く女性達の心を開く時、まさにその人間の本質
  幼いころの境遇などが大きく影響する点には着目すべきものがある。

  いろんな分野の人と接し、そこから色々なことを引きだしていく
  著者の技術、いや、人と人とのかかわりから得られる術は
  大変参考となる話であった。

  特に印象に残ったところ

  ■引用メモ■
  いままでのらりくらりとして乗り気でなかった人間でも、この質問をすると、
  必ず真摯な態度で答えてくれる、とても重要な内容です。
  
  「あなたにとって一番古い記憶は何ですか?」

  この質問をすると、皆、過去の記憶を呼び戻そうと真剣な面持ちで思い出
  してくれるのです。そして一番古い記憶を思い出してくれたとき、人間は
  真摯な態度になり、それ以降の話もスムーズに開けるようになります。

  ⇒ これは大変人間の本質を付いているということだ。
     なるほど。

  そして著者最後にこう語る

  ■引用メモ■
  だからこそ、”他社への好奇心”は、心を開かせる最大のポイントとなります。
  タイトルが「心を開かせる技術」になっていますが、単なるテクニック的な
  技術ではなく、あくまでも心から相手を理解しようと欲する情熱こそが大事
  なのではないでしょうか。

  ⇒ まさに人間の本能をぶつけること、それが情熱になるということなのですね。
     なるほど。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2010年11月24日水曜日

読書(378)★★★ 反・鈍感力 浅井慎平著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。
 今日は東京単身赴任 仕事2日目 これまで関わりがあったとはいえ、
 やはり慣れるまでには時間がかかりそうです。

 自分のペースを作ること

 これに徹してみようと思います。

 3月に家族を引きまとめるまでは、東京で単身生活になりそうです。
 少し寂しいですが、がんばります。

 そして、この機会を期に、新居を探しています。

 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 新生活スタート 今のところ前向きで「よかった」

【本の紹介】
 (378) 反・鈍感力 浅井慎平著 朝日新書
      
反・鈍感力 (朝日新書 76)反・鈍感力 (朝日新書 76)
浅井 愼平

朝日新聞社 2007-10-12
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 【本の構成】
  はじめに
  第一章 なぜを忘れた日本人
  第二章 文明は人を幸せにしたか
  第三章 本物の見分け方
  第四章 文化を取りに行く
  第五章 人生を編集する
  第六章 職業は第二志望がいい
  第七章 スタイルのある生き方
  第八章 自分に向き合う
  最終章 歴史的最悪な時代に生まれて
  おわりに

  という構成となっている。

 【キーワード】
  反・鈍感力とは?

 【くまの感想】
  浅井慎平さん。テレビでもよく見かけ、写真家としても有名。
  そんな著者が語る反・鈍感力とは?

  いわゆる現代で必要になること。そして、忘れかけていることなどなど
  いろいろな分析・指摘があり、その視点は興味深い。

  特に印象に残った箇所は、第八章の自分に向き合うのこところで

  ■引用メモ■
  自分探しと言って会社を辞めてしまう。でもそれは自分探しじゃないと、
  ぼくは思う。自分探しというのは、まず人間探しなのです。自分を探したって
  自分は見つからない。まず、人とは何かというところにいかないと。
   つまり他者のなかにある自分、自分のなかにいる他者を知ることが必要
  なのです。探しに行くのなら、人間というもの、あるいは時代というもの、そうゆう
  ものを探しに行かないといけない。

  ⇒ ここの部分は、気になった。自分探し、人生のある時々でそんな思いに
     なることがあるのではないだろうか?そんな時に自分を客観的に
     見ることができればいいと思った。

  「反・鈍感力」

  いいキーワードだ。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

2010年11月23日火曜日

読書(377)★★★ 私の好きな日本人 石原慎太郎著

【今日の出来事】
  今日は雨ですね。新しい生活に早く慣れるようにしたいものです。
  違いはなんといっても、一日中スーツでいること。これ意外と慣れるまで
  つかれます。

【陽転思考】
  ・さらに前向きに新しい生活にチャレンジする気持ちになれているので「よかった」

【本の紹介】
  (377)私の好きな日本人 石原慎太郎著 幻冬舎新書ゴールド
       
私の好きな日本人私の好きな日本人
石原 慎太郎

幻冬舎 2008-11
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【本の構成】
  日本武尊
  織田信長
  大久保利通
  広瀬武夫
  岡本太郎
  賀屋興宣
  五島昇
  小林秀雄
  奥野肇
  人生の原典

  という構成となっている。

【キーワード】
  著者の好きな日本人

【くまの感想】
  さすが、有名な作家だけあり、文章がうまくてとても読みやすい。
  著者が好きな日本人を挙げており、私も大久保利通さん・岡本太郎さん・小林秀雄さん
  などは本で出会い、その業績を知り、尊敬する。

  また私の知らない人などの紹介があり、さらにその知識は広まっていった。
  
  日本人の先輩達から学ぶこと。無限にありそうです。


 出会えた本に感謝!