2013年6月1日土曜日

読書(130/365)★★★ 止まらない世界 君はじっとしていられるか? 田村耕太郎著

【本の紹介】
止まらない世界 君はじっとしていられるか?止まらない世界 君はじっとしていられるか?
田村耕太郎

ゴマブックス株式会社  2013-04-03
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【本の構成】
  ● まえがき

  ● 狙いは中国! TPPい引き込め!
    -国際政治のパワーバランスから見てみよう

  ● ”教養のススメ”
    -経済不振も高齢化も「地域」と「分野」をまたいで拡散

  ● ハーバードに日本人殺到!?内向き終わる?

  ● 2012年暮れから北アフリカ危機は高まっていた
    -自衛隊派遣含めた邦人の危機管理体制確立を急げ

  ● 中国は安倍政権を挑発してくるだろう

  ● 中国の深い悩み

  ● 発達障害が人類を引っ張ってきた!?

  ● カンボジアで起業すべき10の理由
    -米ドルが流通、法人税が免除!

  ● 恋愛大国フランスの新大統領が示す人口政策の成果
    -ドイツに対抗すべく始まって140年

  ● 韓国政財界人が日本に提唱する「大統領制おススメ!」
    -政治主導を実現し、国民に政治責任を気づかせる

  ● TOEICはガラパゴス化した経産利権

  ● 南米ブームは中国の搾取の構造? ご利益は?
    -火付け役がライバルでもある皮肉

  ● 日本農業よメイドバイジャパンで世界で勝負せよ!

  ● 「食糧自給率」より「稼ぐ農業」!
    -イスラエル、オランダ型農業で日本農業を再生せよ

  ● 人類はチンパンジーの一種に過ぎない!?

  ● 原発再稼働議論を契機にグランドデザインが描ける主体を造ろう

  ● あとがき



  という構成となっている。


【キーワード】
  日本と、世界



【くまの感想】

  とても色んなジャンルで日本の立ち位置のことが詳しく書いてあるのだ。

  日本はこれからどうなっていくべきか?

  特に興味深いところは、日本の農業のあり方。

  そして、世界進出に提案があるのだ。

  そして、中国の存在がやはり、無視できないのだ。

  ■引用メモ■
   中国である。予想より早く2015年にも、GDPにおいて中国がアメリカ
   を抜くという予測がある。

   ⇒ あと3年後なのだ。本当にそんなことが起こるのだろうか?

  ■引用メモ■
   まず歴史。
   人生とは後ろを向いて前に進んでいるようなものだ。

   ⇒ 面白い言い回しなのだ。

  ■引用メモ■
   東大や京大のような名門大学だけでなく、そこに多くの合格者を
   排出している名門高校や中学も、東大ではなくハーバードも
   目指せるような授業改革をしていかないと有能な人材が集まらなく
   なるだろう。

   ⇒ これも信じられないが、本当なのかもしれない。

  ■なるほどメモ■
   これからは海外で食糧生産をビジネス化する時代だ。

   ⇒ このことについては、日本の漁業も含めた形で興味深いテーマだ。

  ■なるほどメモ■
   ホモサピエンスの歴史はたかだか15万年。生物が生まれてからの
   時間を24時間とした生物時間の中では、人類の歴史はたったの
   30秒。

   ⇒ 生物時間、これはすごい面白い。対数軸をとっている感覚。

  とても多岐にわたるテーマについて書いてあるので読む人によっては
  興味がある箇所は異なるのだと思う。





出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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