みなさん。こんばんは。2013年第1週から忙しく働いております。
ありがたいことだと思うことにしております。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今年も忙しいことをありがたいと思えるので「よかった」
【本の紹介】
(10/365) 30代が覇権を握る!日本経済 冨山和彦著
30代が覇権を握る! 日本経済 (PHPビジネス新書) 冨山 和彦 PHP研究所 2012-06-19 売り上げランキング : 20019 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに 30代よ、立ち上がれ!団塊世代よ、品格を見せてみろ!
第一章 若い世代の活力を甦らせるために
-団塊世代よ「悠久の日本国民」の声を聞け!
第二章 塩漬け預金を社会に還元する方法
-年金と医療の見直しで上の世代のストックを吐き出させる
第三章 日本人に合った税体系と働き方
-労働市場改革で若年層へ雇用と所得を移転する
第四章 グローバル時代の人材育成
-大学再生と格差解消のために教育システム
第五章 日本の強みを生かした成長戦略
-医療とエネルギー分野でイノベーションを
第六章 リアル革命のススメ
-近未来、いまの30代がこの国の覇権を握るために
おわりに すべては「子供のために」
という構成となっている。
【キーワード】
30代
【くまの感想】
30代がこれからの時代を創成していくのは間違いない。
ただ、責任を押し付けたくはないとも思える。
これからの日本を支えるのは30代で間違いない。
これまでとは違った日本のシステムを創っていくのも間違いなく
30代の若者たちである。
でも今まで積み残したことを全部30代の優秀な若者に託す
ことは傲慢以外の何事でもない。
日本の資産の大半は、60代以上の先輩たちが保有している。
それらをいかに若者に還元することができるのか?
といったテーマについては、興味深い点であるが、なかなか
難しいということも一方で感じるのである。
■引用メモ■
団塊の世代がこれから大量に下山してくる。若い人たちは
これから山に登っていく。すると、登山道の途中で出会うこと
になる。そこで上の人たちが何を言い出すかというと、
「下りるのが大変だから、君たち、ちょっとおんぶして一緒に
下りてくれ」である。上の世代は自力で下りるのではない。
ずうずうしくお若い人たちにおんぶしてもらって、背負って
麓まで下ろしてもらおうとする。いまの日本の制度はそう
なっているのだ。
⇒ きっと団塊の世代の人たちは怒るであろう。元気な人
達だからだ。でも知らぬうちに、このようなシステムに
なっているということがよくわかる。
■引用メモ■
要は、時代の空気の変化の予感を背景に、ある種の
代表戦を行って、それで雌雄が決すると、そこで空気が
一変する。あとはその空気にしたがって、シーソーが
倒れるように1つの方向へ改革が加速するというのが
日本的革命のパターンのように思う。
⇒ これは本質をついているように思える。日本の政治家も
この流れを作るのがポイントなのではないだろうか?
小泉劇場のように・・・
そう、読むとわかるのであるが、30代の若者が活躍しやすい
場をそれ以上の先輩たちが盛り上げていくシステムを構築
する必要があるのではないか?ということがわかってくる。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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