2012年6月30日土曜日

読書(112/365)★★★★ 一日一生 酒井雄哉著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。先ほど韓国から帰国しました。
 韓国の生活もだいぶ慣れてきました。


 今回も仕事ですが、いろんな経験ができました。


 土日たっぷりリフレッシュします。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今回も韓国の出張、いろんな経験ができて「よかった」




【本の紹介】
(112/365) 一日一生 酒井雄哉著 朝日新書


一日一生 (朝日新書)一日一生 (朝日新書)
天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉

朝日新聞出版  2008-10-10
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【本の構成】
  第一章  一日一生  
     一日が一生、と思って生きる
     身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す
     仏さんは、人生を見通している
     足が疲れたなら、肩で歩けばいい
     ありのままの自分としかっと向き合い続ける
     人からすごいと思われなくたっていいんだよ
     「一日」を中心に生きる
     人は毎日、新しい気持ちで出会える

  第2章  道
     生き残ったのは、生き「残された」ということ
     長い長い引き揚げの旅が教えてくれたこと
     同じことを、ぐるぐるぐるぐる繰り返している
     どんな目にあったとしても
     人の心には闇がある
     ある日突然、妻は逝ってしまった
     人生の出会いはある日突然やってくる
     仏が見せた夜叉の顔
     自分は何のために生まれてきたのか、
       なにするべきか問い続ける
     その答えを、一生考え続けなさい


  第3章  行
     衣を染める朝露も、いつしか琵琶湖にそそぐ
     歩くことが、きっと何かを教えてくれる
     知りたいと思ったら、実践すること
     仏さんが教えてくれた親子の情愛
     息を吸って、吐く。呼吸の大切さ
     仏はいったいどこにいるのか
     身の回りに宝がたくさんある
     学ぶことと、実践することは両輪
     ゆっくりと、時間をかけて分かっていくことがある

  第4章  命
     ほっこり温かな祖父母のぬくもり
     大きな父の背中におぶわれた冬の日
     子供はおぶったりおぶわれたりして育つ
     夜店で母が隠した父の姿
     心と心が繋がっていた父と母
     東京大空襲の時に鹿児島で見た夢
     死を目前とした兄と弟
     一生懸命生きる背中を子供に見せる
     命が尽きれば死んで、他の命を支えるんだよ

  第5章  調和
     桜は、精いっぱい咲いている
     人は自然の中で生き、生かされている
     思い荷物を負う中国の子供たちにみた「大志」
     心のありようはいろいろなものに作用される
     本当は同じものを見ているのかもしれない
     命あるものはみな繋がっている
     まだ、たったの三万日しか生きていないんだなあ

  という構成となっている。



【キーワード】
  一日一生とは?


【くまの感想】
  目次の言葉が特に印象に残ったので少し丁寧に記載してみた。
  まさに深い。


  苦行


  今の私には考えられない行為のように見える。なぜあえて
  苦行を行うのか?


  そこから何をくみ取るのか?


  この本を見るとそれを少し紹介してくれる。


  じゃぁ。明日からやってみる・・・


  というわけにはさすがにいかないが・・・・


  ■ 引用メモ ■
   自分の地金は自分が一番よう分かっているでしょう。大事なのは
   人からすごいと言われることじゃない。人間は金持ちでも貧乏でも
   頭が良くてもできが悪くても、だれでもいつかは死ぬ。死んだら終わり
   だれも変わらないんだ。大事なのは、今の自分の姿を自然に
   ありのままにとらえて、命の続く限り、本当の自分の人生を生きる
   ことなんだな。


   → 自分の姿をありのままにとらえる。本当の自分の人生とは?
     それを生きることが重要。なるほど。深いのだ。


  ■ 引用メモ ■
   「一日が一生」と考える。「一日」を中心にやっていくと、今日一日
   全力を尽くして明日を迎えようと思える。一日一善、だっていい
   一日、一日と思って生きることが大事なのと違うかな。


   → 全力を尽くして、一日が一生と思ってやっていくことの重要さ。
     その積み重ねがきっと大事なのだな。


  ■ 引用メモ ■
   知っていることを生かすことができないってことは、結局、生かす
   ところまで学んでなかったってことになるんだよな。


   → 実践する力が弱い。やってみて、じゃぁ。どうする?と考える
     行動することが重要なんだ。


  ■ 引用メモ ■
   八十年といっても、地球の命に比べたらほんのはかないもの。
   八十何年生きたからどうの、これまで何をしてきましただのでは
   なくて、大事なのは「いま」。そして「これから」なんだ。いつだって
   「いま」何をしているのか、「これから」何をするかが大切なんだよ。


   → とっても前向きな考えと思う。とっても。


  この本を読んでいると日々生活している自分がなんだかちっぽけ
  というか、ささいなことで悩んでいるのがあほらしく思えてくるから
  不思議だ。



出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

1 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

深いですね。一日一生。よい言葉ですね。

今年3月に退官された大学の助手の先生が、「暗い時代だから先のことを考えすぎると気がめいるばかりなので、ほんの2、3日先の目標(金曜日の飲み会とか)に向けて、日々一生懸命がんばっている」と言われていたのを思い出しました。

ありがとうございます。
みーやんより

P.S.
韓国出張、お疲れ様です。