2011年5月16日月曜日

読書(121)★★★ 消えるヒッチハイカー ジャン・ハロルド・ブルンヴァン著

【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。
 2011年20週目となりました。1年は52週も半分近いですね。
 今日もいい具合にスタートできました。

 土曜日は、買い物⇒庭仕事⇒スイミング(100m×10本 平泳ぎ)⇒外食
 日曜日は、ディズニーシーに行って来ました。

 どの乗り物も15分未満で乗れるくらい空いててびっくりしました。
 震災で自粛されている人や、中国や韓国からの観光も減っているのでしょうか?
  
 GW明けでもあるのでタイミングがよかったのかもしれませんね。 

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今年も第20週となって、今のところ順調で「よかった」
  ■ 土日はリフレッシュできているので「よかった」

【本の紹介】
  (121) 消えるヒッチハイカー ジャン・ハロルド・ブルンヴァン著
        大月隆寛+菅谷裕子+重信幸彦訳
     
消えるヒッチハイカー―都市の想像力のアメリカ消えるヒッチハイカー―都市の想像力のアメリカ
ジャン・ハロルド ブルンヴァン 大月 隆寛

新宿書房 1988-10
売り上げランキング : 180424

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 【本の構成】
  日本の読者へ
  はじめに

  1  古い伝説から新しい伝説へ
  2  自動車にまつわる古典的伝説
  3  「鉤手の男」、その他の「こわい話」
  4  汚染、あるいは異物
  5  盗まれし死体、死んだものへの畏れ
  6  おたのしみ、裸、悪夢
  7  いんちき商売
  8  生まれ続ける都市伝説

  おわりに
  補遺・都市伝説の収集と研究
  
  解説 「都市」とフォークロア/大月隆寛
  訳者あとがき
  索引

  という構成となっている。

 【キーワード】
  都市伝説   

 【くまの感想】
  都市伝説その面白みはどこにあるのだろうか?
  人から人へ伝えられていく・・・・・。

  話もどんどん変わってくる。ひょっとすると歴史までも・・・美化されて
  いるのかもしれない。

  そんな、都市伝説のことを書いた本書は、興味深い。
  そして、もう一つ面白いのは他国の都市伝説だからだ。

  日本とは一風変わった例が多いのが興味深い。

  表題にもなっている「消えるヒッチハイカー」これほんとだと
  こわいなー。

  ■引用メモ■
   都市伝説は、口述の語り(フォーク・ナラティヴズ)の下位
   のクラスである伝説に属する。それは、おとぎ話と違って
   人々が信じているもの、少なくとも信じることができるもの
   である。また、それは神話とも違って、最近出現したもの
   であり、古代の神や、半袖半人ではなく、ごく普通の人間
   が登場するものでもある。つまり、伝説とは口述の歴史
   なのだ。あるいは、むしろ懐疑的な歴史とでも言うべきもの
   だ。

   ⇒ なるほど、日本にもいくつかある。定義にしてみると
      滑稽に感じる。

  ■引用メモ■
   どんな世代の間でも、またどんなテーマであっても、うまい
   語り手がそのような問いの方向に沿って語り始めたら、
   そして聞き手が耳を傾け、話を語りつぎ、それぞれの
   ふくらみをつけ加え始めたならば、伝説はかたちを整え
   始め、流通し始める。

   ⇒ 歴史、宗教、その他語りつがれているものは、同類
      なのかもしれない。

  都市伝説、世界各国のものを記述していくと面白いのかも
  しれない。そんな本があるといいな。

  まずは日本の都市伝説ってのを調べてみよう。

   
 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

0 件のコメント: