2011年5月11日水曜日

読書(117)★★★ 高橋是清自伝(下) 高橋是清 上塚司編

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今日は仕事で米子に来ております。夜中の移動なので
 観光・食事はない状態。しかも明日帰ります。ちょっともったいないな。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ それでも米子に出張に来れて「よかった」

【本の紹介】
 (117) 高橋是清自伝(下) 高橋是清 上塚司編 中公文庫
      
高橋是清自伝 (下巻) (中公文庫)高橋是清自伝 (下巻) (中公文庫)
高橋 是清 上塚 司

中央公論新社 1976-01
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 【本の構成】
  [十一] 実業界への転身ととその修業時代
  [十二] 日清戦争の頃  日銀馬関支店長時代
  [十三] 正金銀行支配人時代
  [十四] 正金副頭取から日銀副総裁へ
  [十五] 日露戦争の勃発
  [十六] 外債募集に使して
  [十七] 第5回外債成立までの経路と対英米独仏財界の回顧
  附録  高橋翁の実家及び養家の略記 上塚司編
  解説  小島直記

  という構成となっている。

 【キーワード】
  高橋是清さんの自伝

 【くまの感想】
  後半の自伝は、ひたすら、日本のために尽くす姿が印象的であった。
  やはり人間 目標があり天命であれば、労を厭わず成し遂げられる
  のかもしれない。

  なんてなことをイメージしてしまった。(恐れ多いが・・・)

  ■引用メモ■ 小島直記さん

  すなわち端的にいえば、後半三十一年こそ政治家、財政家として
  歴史にのこる仕事をした時期であり、人間の生涯をのべる伝記と
  しては、本命であるといわねばなるまい。明治三十八年五十二歳
  までで終わる『高橋是清自伝』は、その意味でまだ「前奏曲」に
  すぎなかった。ところが、その「前奏曲」がじつにユニークな光芒を
  放っており、高橋是清の全生涯を語らぬ点において不完全である
  とはいえ、やはり伝記としては傑作というほかはないのである。

  ⇒ この後、昭和恐慌からの脱却のストーリーが展開されるのである。

  出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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