【今日の出来事】
みなさんこんにちは。今日は生憎の雨。ガーデニング(植え替え)をしようと
思っていたのですが、明日にしました。
なので
のんびりと過ごしております。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ のんびりと家で過ごすことができて「よかった」
【本の紹介】
(110) もういちど読む 山川 倫理 小寺 聡編 山川出版社
もういちど読む山川倫理 小寺 聡 山川出版社 2011-04 売り上げランキング : 1253 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
ふたたび倫理を学ぶみなさんへ
序章 現代社会と自己への道
プロローグ 自分を探す旅
1 自己の発見
2 他者との出会い
3 社会に生きる自己
4 人生の意味を求めて
第1章 思索の源流
1 哲学と思索
2 宗教と祈り
第2章 西洋の近代思想
1 人間の尊厳
2 近代科学の考え方
3 民主主義の考え方
4 近代の理性的な人間像
5 人間と働くこと
6 幸福と創造的知性
7 真実の自己を求めて
8 生命の尊重とヒューマニズムの思想
9 新しい知性と現代への批判
第3章 日本の思想
1 日本の風土と文化
2 古代日本人の心
3 日本人と仏教
4 儒教とさまざまな思想
5 日本の近代化と新しい思想
第4章 現代の倫理的課題
1 科学技術の発達と生命
2 地球環境問題と私たち
3 情報社会とその課題
4 国際化と異文化理解
5 世界の平和と人類の福祉
コラム
という構成となっている。
【キーワード】
倫理を学ぶ
【くまの感想】
倫理 私はひょっとすると始めて接するのかもしれない。
中身は断片的に登場しているものばかりであるが、
倫理としてとらえることはなかった。
この本は、非常に公平に書かれている。
哲学のこと
宗教のこと
そして、これからの倫理の課題のこと
これだけまとまっているとすっきりとした気持ちとなる。
純粋に向き合えた。
■引用メモ■
「人間はいかに生きるべきか」「人生はいかにあるべきか」と
いう問いは、私達が人生で直面する様々な問題の中でも、
一番基本にある問いといえます。
⇒ なるほど。そして、歴史の先輩達がその考え方の
ヒントを与えてくれているのである。
■引用メモ■
老子は「上善は水の若し、水は善く万物を利して、しかも
争わず、衆人の悪むところにいる」と述べ、最善の生き方
を水にたとえた。水は万物に恵みをあたえるが、形も変え
てあらゆるものに柔軟に応じ、他人と争うことなく、目立た
ない低いところで満足して謙虚である。(柔弱謙下)
しかし、老子は「天下に水よりも柔弱なるものはないが、
堅強なるものを攻めるに、これに勝るものはない」とも
述べ、水のようにやわらかく、いざとなれば岩をも割る
しなやかな強さを秘めた活き方を理想とした。
⇒ なるほど。ふむふむ。
■引用メモ■
デカルトは、真理を発見するための四つの規則をあげて
いる。
① 私がいかなる疑う余地もなく、明証的に真理と求めた
もののみを真理として受け入れる(明晰の規則)
② 問題をできるだけ小さな部分にわけ(分析の規則)
③ それらのうちもっとも単純なものから始めて、段階的
により複雑なものへと推理していく(総合の規則)
④ 最後に推理の段階に見落としがないか、一つひとつ
数え上げて全体を見渡す(枚挙の規則)
⇒ 大変興味深いステップである。
日本の哲学者、小説家、世界中の哲学者などなどが登場し
非常に学びの多い著書であった。
きっと、その時その時に感じる言葉や考えに出会えるのでは
ないかと思う。
出会えた本に感謝。
いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!
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