2011年1月5日水曜日

読書(4)★★★ 消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし ケンジ・ステファン・スズキ著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、デンマークの暮らしの話。

【本の紹介】
 (4) 消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし ケンジ・ステファン・スズキ著
    角川SSC新書
     
消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし  角川SSC新書 (角川SSC新書)消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし 角川SSC新書 (角川SSC新書)
ケンジ・ステファン・スズキ

角川SSコミュニケーションズ 2010-11-10
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章  デンマークの高福祉社会  なぜ、国民が「幸せ」を感じるのか
   1 医療制度
   2 出産・育児制度
   3 教育制度と就職システム
   4 年金制度
   5 高齢者福祉制度
   6 生活支援制度

  第2章 デンマークの高負担の実情 国民総背番号制と財源
  第3章 デンマークの問題点と共生社会 離婚・自殺・小家族・給与格差
  第4章 デンマーク史概略  高福祉国が生まれた歴史的背景
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  消費税25% デンマーク

 【くまの感想】
  うーん。信じられません。消費税25%の国 デンマーク
  どうしてそんなことが成り立っているのか?

  でも、

  この著書を読むと少し納得する。
  人口 553万人 日本の兵庫県の人口に近い。

  少数精鋭なのだ。

  そして、国民番号制など、徹底して、把握することができるのだ。

  そして、ちゃんとその見返りがある。
  国内で閉じこもるかと思いきや、世界でも通用するように言語の
  教育システムは拡充されている。小学校3年生から英語が始まり
  中学校ではドイツ語、フランス語、高等学校では、さらに
  スペイン語・ロシア語をやるというのだから、脱帽だ。

  また大学はアルバイトなんてする余裕がないほど、厳しいようだ。
  7割が留年するのだから・・・。でも大学を卒業したらそのレベルは
  想像するにたやすい。

  このシステムを日本にそのまま当てはめるのは難しいが、
  やはりその国に合ったシステムを構築すると、パフォーマンスは
  あがるのだと痛感した。

  そしてグローバルで存在を発揮するには、日本ややらないと
  いけないことが私を含めて沢山ある。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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