2011年1月10日月曜日

読書(6)★★★★ モチベーション3.0 ダニエル・ピンク著 大前研一訳

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。3連休いかがお過ごしですか?仕事の人もいるでしょうか?
 私は土曜日出勤。夜に明石の自宅に帰りリフレッシュしました。やっと年賀状が見れて
 うれしかった。

 最近超寒いです。風邪などひかないようにご自愛ください。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 明石の休日リフレッシュできて、「よかった」

【本の紹介】
 (6) モチベーション3.0 ダニエル・ピンク著 大前研一訳 講談社
     
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すかモチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク 大前 研一

講談社 2010-07-07
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 【本の構成】
  訳者まえがき 停滞を打破する新発想<モチベーション3.0>大前研一
  はじめに    ハリー・ハーロウとエドワード・デシの直面した謎
  本書に出てくるキーワード
  第1部 新しいオペレーティング・システム
   第1章 <モチベーション2・0>の盛衰     
   第2章 アメとムチが(たいてい)うまくいかない7つの理由
   第3章 タイプIとタイプX

  第2部 <モチベーション3・0>の3つの要素
   第4章 自立性(オートノミー)
   第5章 マスタリー(熟達)
   第6章 目的
  
  第3部 タイプIのツールキット
    個人用ツールキット
     モチベーションを目覚めさせる9つの戦略
    組織用ツールキット
     会社、職場、グループ能力を向上させる9つの方法
    報酬の禅的技法
     タイプI式の報酬
    保護者や教育者用のツールキット
     子どもを助ける9つのアイディア
    お薦めの書籍
     必読の15冊
    グルに聞く
     ビジネスの本質を見抜いた6人の識者
    フィットネスプラン
     運動へのモチベーションを生み出す
     (そして持続させる)ための4つのアドバイス
    本書の概要
    ディスカッションに役立つ20の質問
    自分自身とこのテーマを、さらに掘り下げるために
   
   謝辞
   注
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  モチベーション3・0とは?

 【くまの感想】
  なるほど。はっきりいって私の会社の形態は古いのかもしれない。
  おそらく日本の企業はほとんどモチベーション2・0ではないだろうか?

  それではモチベーション3・0とはなんぞや?

  それは、アメとムチの2・0とは異なり、アクションに対する目的が非常に
  重要なってくる。やりがいがあるのか? 

  ■引用メモ■
   <モチベーション3・0>の行動は、タイプIと呼ぶ行動を前提とし、
   それは外部からの欲求よりも内部からの欲求をエネルギーの源とする。

   そして、タイプIの特徴は生まれながらに備わっているのではなく、
   後天的に作ることができる。

   ⇒ これは誰にでも可能性があるのだというところがいい。

  ■引用メモ■
   <モチベーション2・0>は、利益の最大化を中心にしていた。
   <モチベーション3・0>は利益を否定はしないが、「目的の
   最大化」を同じくらい重要視する。この目的という新しい動機
   (ドライブ)の兆候を、目標、言葉、指針という組織における
   三つの領域で見て取ることができる。
  
   ⇒ 目的の最大化、これはとても興味深い考え方だ。
      自分の仕事に是非取り込んでみたい。

  時間がない人は、「本書の概要」というところを斜め読みするだけ
  でもとっても参考になる。

  目的の最大化をめざす<モチベーション3.0>、コスト・人件費など
  で課題が多い日本、世界で活躍できるためには、この考え方が
  これからの日本に必要な要素ではないだろうか?  

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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