2009年7月27日月曜日

読書⑩ ☆☆☆ -¥1800-

【今日の出来事】
 今日も暑いですねー。曇ってたのですが、雨上がり後の湿気。大変でした。


【本の紹介】
 ⑩ 百年の食 渡部忠世著 小学館
     


 【読んで印象に残ったところ】
  古来、粛々といそしんできた農業の重みをまず感じさせられる。高齢である著者から人生の重み
  を感じさせられる。著者曰く 来る2020年には食糧難がおとづれる。そして日本は穀物・米作りに
  もっと勤しむべきだと主張する。

  P35より抜粋
   飢餓を知らないことは幸いではあろう。おそらくは何にもかえがたい現世の至福かもしれない。
   しかし、それによって失うものの多いことも自覚しておかないと、何時、どんなしっぺ返しを
   受けるかもしれないと思う。

  今私も含めて飢餓を知らない。TVや本では色々情報を得るがほんとうの実感があるわけではない。
  
  また書著 中盤に、松井浄蓮氏のことが書いてある。比叡山に田畑を開き、自給自足の生活をし、終生
  小農として生涯をまっとうした。ことが書かれているが、今このような人がどれくらい存在しているのだろうか?

  そして最後には、「老いと死についての断章」として、著者の人生観が書かれており、
  感慨深いものがありました。

  これも図書館で出会った1冊。ありがと。


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